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特集

【子育てコラム】子どもを信じて見守ること

2024年6月24日

こんにちは!
子どもの体操や運動あそびの先生をしている、ごんちゃんこと黄金です。

さて今回のテーマは、
子どもを信じて見守ることについてです。

私は先日、体操教室のアシスタントコーチをしているときに失敗をしました。

メインコーチが、子どもたちへ「2人組を作って!」と言いました。
私は、2人組になれていない子を探しました。
すると、1人の子を見つけました。その子はキョロキョロしています。
私が、「2人組になれそう?」と聞くと、
その子は、「他に1人の人がいないか、見てるねん。」と。
その子は、他に1人で困っている人がいないのか探していたのです。
そして、その後、2人組になっていました。

「もう少し、信じて見守っていたら良かったな。」と思った瞬間でした。

でも、私が声をかけたとき、その子が自分の想いを伝えてくれたこと、
これはとても素敵な力ですね。
私も日々、学びの連続です。

また、あるとき、親御さんからご相談を受けました。
「うちの子、『この遊びをやろう!』と提案しても、勝手にルールを変えるなどして全くやってくれないんです。」

私は、お子さんが、自分の好きなようにルールを作ったり、
他の遊びに変更したりして実施することは、とても良いことだと思います。
実は、お子さんがやりたい動きが、今のその子にとって、1番必要な動きともいわれているほどです。

さらに、おうちで実施する運動遊びは、お子さんにとってはもちろん、
親御さんにとっても負担になってはいけません。

親御さんも「楽しい!」と感じられるよう、お子さんが他の遊びに変えてしまった場合には、「そんな手もあったか!」と笑いながら見守り、一緒に楽しむことがおすすめです。

さらに、お子さんが自分で「やりたい!」と思ったことを楽しんでやっていると、
褒めるところをたくさん見つけやすいという面もあります!

「〇歳だから、これをさせなきゃ!」、「子どもだから教えなきゃ!」だけでなく、
子どもを信じて見守ることで、大人にとってもハッピーな時間になるという考え方も取り入れると良いのではないでしょうか?

【コラム執筆者】
黄金理佐

小学校教諭を経て株式会社codomo「わんぱくキッズ体操教室」コーチに。
奈良市にて、少人数の体操&運動あそび教室「きゃんどるキッズ」主宰。
その他、個別の運動療育なども実施中。