特集
【子育てコラム】時間がなくても絵本を読んであげてほしい
2024年5月13日
絵本の読み聞かせ、良いとわかっていてもなぜできないのか。
それは、「読む時間がない」「読むのが大変」「面倒くさい」「自分の気持ちがマイナスで読む気になれない」
など、いろいろな理由があると思います。
(前回のコラムで「読むのが大変」なのは、少しは解消したでしょうか?)
絵本の読み聞かせができない理由で一番多いのが「時間がない」です。
『時間がない』・・そう感じる気持ちは本当によくわかります。
子育て中は、なにかとやることだらけ。
仕事も家事もこなした上で、子どものことにも常に注意が向いていて、気の緩む時間もなく、ゆっくりぐっすり眠ることもできていないかも。
それくらい一生懸命なのに、一日の終わりに「あれ?今日なにしてたんだろう?」と
何かをやりきった達成感もなくて、虚しい気持ちを抱くことがあるかもしれません。
そんなときに読んだ一冊の絵本
『今日』
伊藤比呂美 訳・下田昌克 画
(福音館書店)
いちにち何もやってない・できてない。
でも子どもと一緒にいた。それがすごく大切なことだとしたら私はちゃんとやってたんだ・・といった
子育て中のママへの共感とメッセージが詰まった絵本です。もしよかったら手に取って読んでみて下さいね。
この絵本から感じたことは、「時間がない」としても子どもとの時間はとても大切なかけがえのない時間だということ。
子どもにとっても親との時間は絶対的な至福の時間。
だから、親子で時間を共有できる絵本の読み聞かせを一日10分でもつくってほしいと思っています。
絵本の読み聞かせは、子どもの心も脳もすくすくぐんぐん伸ばす力があり、人間力を高めてくれます。
自己肯定感も親子で高まり、癒やし効果や幸せ効果も抜群です。
もし10分が厳しいと感じるなら、5分でも3分でも構いません。
前回のコラムでお伝えした読み方なら1冊読むのにそれほど時間もかかりません♪
朝、お出かけ前に2分、TVを見る時間のかわりに3分、お風呂の中で3分、寝る前に3分など、2~3分くらいなら読めそうじゃないですか?
気を張らなくて大丈夫!ズボラだってOK♪絵本を読むのが楽しいってきっとなりますよ♪
今日はもう一冊絵本をご紹介します。
『だいじなあなた』
たなかしん
(パイ・インターナショナル)
子どもに無償のあふれる愛を伝える絵本ですが、読めば読むほど読み手である親本人も“愛されて生まれてきた”を感じられるかもしれません。
ぜひ読んでいただきたい一冊です♪
まずはすぐに読める絵本から♡
「時間がない」も「ある」に変わる絵本の読み聞かせのポイントを『心が育つIQ絵本講座』でお伝えしています。
詳しくはプロフィールをご覧下さい。
【コラム執筆者】
(財)絵本未来創造機構 EQ絵本講師® 冨永有季
大学生息子と高校生娘を持つ母。自宅保有絵本約2,000冊。絵本子育てを実践し子どものIQ・EQ値(脳と心)が伸びることを実感。絵本の力でママからhappyに!『心が育つIQ絵本講座』開催中
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