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特集

【子育てコラム】「こどもの日」は感謝の日

2024年5月20日

こんにちは!
ミシンの先生のけんたろう先生です。

>>前回のコラムでは、誰だって補い合って生きていく。をテーマに
新年度がはじまりついつい、
「もう〇年生なんだから、一人でできるようになりなさい!」と
子どもへ声をかけてしまいがちな事について、
私が運営している子ども洋裁教室で起こった出来事を交えて、お話しさせていただきました。

さて、今回のテーマは
「こどのも日は」感謝の日

こどもの日は一般的に子どもの健やかな成長や幸せを祈って、お祝いをする日
として知られているかと思います。

もう少し詳しく…祝日法によると、
こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。」とあります。

こどもの日は、子どものための日だと思っていたら、
お母さんに感謝する日でもあったんですね。 もちろんお母さんに限らず、お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんなど
普段から子どもの成長をサポートしてくれていたり、見守ってくれている人への感謝の日として捉えてもいいと思います。

私が運営している子ども洋裁教室では、
毎年5月5日こどもの日は淡路島にある“こぞら荘”という場所で ”こどもてしごと” という名前のワークショップを行っています。

もちろん内容は子ども限定のミシンを使ったワークショップです。

普段は習い事としてソーイングを子ども達に教えていますが、
ワークショップではほとんどの子ども達が人生初ミシン。 安全に且つシンプルな作りだけど、出来上がるものはオリジナル。
毎回ネタを考えるのが大変ですが楽しい作業でもあります。

子ども達がミシンをする場所はこぞら荘の“日々ここにある風景”という小さな小屋の中です。

この日に限り、この小屋の中には子どもしか入れないというコンセプト。
親御さんは小屋の外でそっと見守っています。

普段はおしゃべりさんでも、人生初のミシン体験となると少し緊張気味…
それでも慣れてくると、すいすいミシンを走らせて、あっと言う間に完成です。

子ども達は「自分の手で作った」という達成感。
親御さんは子ども達が作っている姿を見て、子どもの成長を感じていただく。

今すぐには分からないけど…少し大人になった時、自分で作ったものを見て、
子どもの頃にお母さんやお父さんがあんな場所に連れて行ってくれたな。
と思い返し感謝を伝えられる人
に育てていけたらいいですね。

【コラム執筆者】
鎌田健太郎

洋服のお直し業を経て、2016年株式会社ヴァレイ(縫製工場)へ入社
社内事業として「子ども洋裁教室」を立ち上げ、2021年に事業を法人化
現在、全国に13教室240名の生徒が在籍
その他全国各地にてミシンワークショップを随時開催中

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