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【子育てコラム】整理が苦手な人の整理術

2022年7月1日

年間150時間を探しものに費やしているって知っていましたか?


在宅ワークのコーディネーターをしている栗本です。

大塚商会がビジネスパーソンを対象にした調査では、「蛍光ペンがない」「伝票がない」など仕事中の探し物に年間150時間も使っているということがわかりました。

日本のサラリーマンの平均月収は、27万7400円(厚生労働省のレポート「令和3年賃金構造基本調査」)。1ヶ月160時間の稼働として、1時間あたり時給1733円なので、150時間×1733円=25万9950円を損失していることになります。

仕事で「整理整頓」のスキルは「できる人」という評価につながります。
この整理整頓のスキルは、家庭でも活かせます。

実は、私は大の整理整頓が苦手。こんな私でもできた整理整頓術をお伝えします。

1. 今あるものを見直す

整理整頓ができない人は、物を捨てられない、溜め込む性質があります。私もそうです。仕事で役に立ちそうなパンフレット、渡された資料、銀行や企業からもらったおまけ。人からもらったプレゼントなどが、家のあちこちに散乱し、溜まっていく一方。大事な時に見つけられず困るという悪循環。

まずは、定期的に「いるもの」「いらないもの」をわけて、いるものだけにすること。自分が管理できる量を知ることが大事です。仕事だとそれがそのまま自分が受けられる仕事量になってきます。必要以上に仕事を受けるとパフォーマンスが落ちるのでやめた方がよいです。

我が家の掃除大臣の夫は、口を酸っぱくして「整理の基本は捨てること」と言い、私に聞くこともなく、本棚の本をまとめたり、物をゴミ袋に入れていきます。私は慌ててその中から必要なものを出すのですが、意外と1/5も必要なものって無いんですよね。

だんだん、私も「そのまま捨てて」ってなることが多くなり、今では、カレンダーやオマケは断っています。

月に1回「いる」「いらない」に分けて、データ化したり、プレゼントは、それを喜んでもらえそうな人譲ったりしています。

2.今あるものを見える化する

「いるものの量」が見えたらラベリングしていきます。書類ならクリアフォルダーにカテゴリごとに入れたり、紙ファイルを使用したり、物なら箱に同じカテゴリごとに入れていきます。カテゴリは、割と大雑把な括りにしています。あまり細かく決めすぎるとカテゴリが増えていくだけで、結局片付かない状態に戻ってしまいます。

3.保管する場所を決める

ラベリングをしたら保管する場所を決めます。例えば「今進行中のもの」「今年やった仕事のもの」「学校のもの」「自治会のもの」というようにできるだけ同じようなカテゴリのものが同じ場所になるように保管します。
そうすると頭の中で「学校ものは、あそこにあるはず」というように地図ができます。
他の人にも伝えやすくなるので、自分が探さないといけないという時間をなくすことができます。

4.すぐにしまう癖をつける

これが一番難しいのですが、私は「後でやろうは馬鹿野郎。今やればあとが楽になる」という呪文を自分にかけて、気力を振り絞ってしまう癖をつけています。
とはいえ、私の場合は意識が次のことにいったら目の前のことを忘れてしまうという特性があります。出しっぱなしで夫に怒られますが、怒られた時、思い出した時、気づいた時にすぐにやるようにしています。

5.新しいものが入ってきたときは古いものを見直す

新しく物が入る時は、まず、何か捨てられるものがないか考えます。

家が片付くと、新しいものをあまり買わなくなります。空間は限られているので、自分が本当に欲しいものは何か考えるようになり、吟味するようになるのです。
それは、自分自身の居心地の良い空間を作ります。

【コラム執筆者】
栗本恭子

「地域での仕事」を創る人。ママと企業を繋ぎます。東京都生まれの静岡育ち。18歳〜奈良。LINEで募集中のプロジェクトやスキルアップネタを発信中。気軽にご相談ください。

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