【子育てコラム】絵本の恩恵を一番受けるのは
2024年9月9日
絵本の読み聞かせで一番その恩恵を受けるのは誰だかご存じですか?
答えは最後にお伝えします!
子どもがいる。
それは本当に幸せなことで、「生まれてくれてありがとう」と心から思っているので、
無意識で子どもファーストな選択や行動をとっているのではないでしょうか。
エネルギッシュなお子さんにそばについているだけでも親の体力消耗は激しくて(笑)、
今日一日が終わる頃にはもうクタクタ。それが毎日。明日は休み・・なんて日はなく。
それでも子どものために良いお母さん(お父さん)でありたいから、少々の疲れくらい気にしない(気にしないようにしている)。
それだけ子どもの存在は大切でかけがえのないものなんですよね。
そんな風に思っているからこそ、気付いてほしいんです。
あなた自身が、ご自分を大切に扱うことを。
そのあふれる愛情を自分にも注いであげてください。
具体的にやることは→『一日のうちでたった数分でも自分時間をもつこと』です。
好きな漫画を読んでもいいし、好きな紅茶をゆっくり味わって飲んでもいいし、ゴロゴロしてもいいし、
自分自身が喜ぶ癒やしの時間をもってほしいと思っています。
そしてもうひとつ!
『ご自分を褒めてあげてください。』
何を褒めたらいいのかわからないときは、お子さんを褒めるようなことを自分にも言ってあげれば良いんです♪
「朝ごはん作って、えらい」「外は暑いのに子どもと一緒に散歩に出て、えらい」「絵本読んであげてえらい♪」などなど、些細なこと一つ一つを褒めてください♪
自分を褒める・子どもを褒める、それ自体が難しいと感じるのであれば、
たとえ一冊でも毎日絵本の読み聞かせをすることをおすすめします。
なぜかというと、絵本は美しい言葉、心地よい言葉、前向きな言葉などであふれています。
もちろん褒め言葉や感謝の言葉がたくさん出てきます。他にも絵本のストーリーそのものが、ほとんどハッピーストーリー・サクセスストーリーです。
これを読むだけで、実は潜在意識(心の奥底)にそれらの言葉やストーリーを蓄積したり、上書きしたりしているのです。
しかもたった数分で読めてしまう!
絵本の読み聞かせをする方は、絵や文章を【見て】、【声に出す】ので、【聞く】もできています。お子さんは【見る】【聞く】の2つです。
なので、実は読んでもらっている方より、読み手の方がハッピーストーリー・サクセスストーリーが心にスムーズに入っていくのです♪
だから読めば読むほど、日常で使う言葉が変わっていったり、考え方までポジティブ思考に変わってきたり。
冒頭の絵本の恩恵を一番受けるのは、もうおわかりですね。
お子さんではなく、読み手であるあなたご自身なんですよ。
絵本の読み聞かせは、よく「子どものため」と言われますが、読み手である人を本人も気付かないうちにプラス思考に変化させてくれるので、「自分のため」といえるのではないでしょうか。
親がプラスに変化すれば、子どももそれをみて、どんどんますますあなたの望むように変化します。
絵本の読み聞かせ、はじめてみませんか。
究極の褒め言葉『うまれてきてくれてありがとう』
にしもとよう・文 黒井健・絵 (童心社)
お子さんにも、そしてご自身にもこの言葉をいっぱい浴びせてあげてください。
『心が育つIQ絵本講座』はじめ、各種絵本講座を開催しています。
お気軽にお問い合わせください。詳細はプロフィールをご覧下さい。
【コラム執筆者】
(財)絵本未来創造機構 EQ絵本講師® 冨永有季
大学生息子と高校生娘を持つ母。自宅保有絵本約2,000冊。絵本子育てを実践し子どものIQ・EQ値(脳と心)が伸びることを実感。絵本の力でママからhappyに!『心が育つIQ絵本講座』開催中
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