【子育てコラム】子ども達は発見の達人!
2025年3月17日
こんにちは!
ミシンの先生のけんたろう先生です。
前回のコラムでは、「何でもない時間ってどれぐらいありますか?」というテーマで
日々何かと忙しい子ども達の時間についてお話しをさせていただきました。
さて!今回のテーマは
子ども達は発見の達人!
普段、子ども洋裁教室でレッスンを行っていて、
ふとした瞬間に子ども達がユニークな「しわざ」を忍ばせることがあります^^
テーブルの上で糸くずで顔を作ったり、まち針代わりの洗濯バサミでヘビやロボットを作ったり、洋裁道具に名前をつけて可愛がったり…
大人からすると当たり前すぎて通り過ぎてしまうことも、
子どもにとっては発見の連続です。
こういう子ども達の姿を毎日見ていると、
最初から最後まで大人が決めてしまうのはもったいないな。と感じます。
もっと子どもとの間に余白を設けて過ごしてもいいかな?と
それは日々の暮らしもそうですし、お出かけの予定などにも言えることだと思います。
大人はどうしても結果や目的をまず優先としがちなので、
できればそれまでの道のりは早くしたい、
もしくは簡単に済ませたいと思うこともあると思います。
私もそうですが、もちろん大人も子どもの為に時間を作ろうと日々頑張ってます。
目的地で目的のことができるのは嬉しいことです。
ただ、子ども達はそんなに急がなくても、
大人には見えない目で興味を見つけて遊んで楽しんでます。
私たち大人も子どもの頃はきっと発見の達人だったはずです^ ^
何をするにしても情報量や手段は圧倒的に大人の方が持っているのに、
限られた世界で生きる子ども達の方がはるかに発見が多いのは本当に面白いです。
前回のコラムでお伝えした「何でもない時間ってどれぐらいありますか?」にも共通しますが、日々のバタバタやお出かけの予定など、子どもと過ごす時間に少しでも余白を作って、もっともっと子ども達が発見の毎日を過ごせるといいですね。
【コラム執筆者】
鎌田健太郎
洋服のお直し業を経て、2016年株式会社ヴァレイ(縫製工場)へ入社
社内事業として「子ども洋裁教室」を立ち上げ、2021年に事業を法人化
株式会社ヴァレイソーイングジャムを設立
現在、全国に20教室300名の生徒が在籍
その他全国各地にてミシンワークショップを随時開催中