【子育てコラム】将来の選択肢ってなんだろう?
2024年9月16日
こんにちは!
ミシンの先生のけんたろう先生です。
前回のコラムでは、何度も何度も繰り返す。をテーマに
普段家庭の中ではなかなか見られない子ども達の「頑張り」についてお話しをさせていただきました。
さて、今回のテーマは
将来の選択肢ってなんだろう?
私には中学1年生の息子がいます。中学生になると中間テスト、期末テスト、学年末テスト…と、
1年中テストをしているんじゃないかと思うほどテストの期間が多いですよね。
私の職場でも同年代の子どもがいる方と話すと何かとテストや塾などの話が出てきます。
その中でこれまでよく耳にしていた「選択肢が広がる」というワードについて、今日はお話をさせていただきます。
親としてはこのくらいの偏差値…全体の何位…平均点…などなど、周辺の環境と比べたり、
自分の経験とつい比べたりして、子どもと接することもあるかと思います。
子どもに勉強の必要性を伝える際に「進学先の選択肢が増える」「将来仕事の選択肢が増える」などはよく使われていますが、 本当にその声かけにピンとくる子どもはいるのでしょうか? 子どもからすると未来の話で、親からすると過去の話(やっておけば良かった…)になります。
これは私の私見ですが、選択肢の数も大切ですがもっと大切なのは、
「自分が選んだ道で自分なりに進んでいく力」これに尽きると思います。
もちろん様々な選択肢が目の前にある状態は恵まれていることですし、それなりに努力をしてきたからこその事です。
ただ、どんなに選択肢が多くても。どんなに選択肢が少なくても。
選べるのは必ず1つです。
選択肢が多いからといって2つ選ぶことはできません。
選択肢が多い方が言い訳でもありませんし、選択肢が少ないのが悪いわけでもありません。
「自分で決めて、それには何が足りていないか?」
これに気づけるまでは、皆んな同じです。
我が家はそんな気づきに出会う日はもう少し時間がかかりそうですが^^;
いつでも後押しできる準備はしつつ、気長に待ちたいと思っています。
【コラム執筆者】
鎌田健太郎
洋服のお直し業を経て、2016年株式会社ヴァレイ(縫製工場)へ入社
社内事業として「子ども洋裁教室」を立ち上げ、2021年に事業を法人化
株式会社ヴァレイソーイングジャムを設立
現在、全国に20教室300名の生徒が在籍
その他全国各地にてミシンワークショップを随時開催中
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