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【子育てコラム】組織で働くことと個人で働くことの違いと子育て

2022年6月1日

達磨寺

第二次ベビーブームの1979年生まれ。しっかり日本の不況に飲み込まれた世代です。
私たちの親世代が第一次ベビーブームでしっかり日本の好景気を味わった世代。

私と同世代の方は思った事があると思います。親が味わっていた「好景気はいつ来るのですか」と。。。

これは会社の社長や部長、いわゆる親世代からちょっと下、なごりバブル的な恩恵のあった世代の人たちに対しても思っていました。

「やれば出来る」「これから良くなる」もしくは「みんな一緒」「一致団結」「会社はファミリー、何でも相談して来て」。

これらは日々聞かされてきました。

私は起業して3年が経ちましたが、何となく「自分の思っていた事がうまい具合にいかない理由」が何だったのかが分かってきました。

それは「時給」で働いていると陥る罠だったという事が。

それは子育てがうまく行かない、進まない、○○のように出来ない、親の言うような事が出来ない、子どもを真正面から向き合う時間がない。

固定給で働いている多くの社員、時間給で働いている多くのパートタイマーの方々が働いていると感じざるをえない感情。

他人と、自分とを比較し、それは比較され、同意を求めていたり求められたり、誤魔化され、そして自ら誤魔化してきた、日本人の働き方の深い闇が見えてきます。

これらを踏まえて、「子育て」にフィーチャーしていきます。

私が組織で労働していた時の子育ては、上司や同僚といつも比べていました。

上司「今年の夏休みは会社の保養施設の○○ホテルに行く予定やねん」
「えーそうなんですね!僕は会社の保養施設保養施設の○○旅館に行こうと考えてます」
同僚「わー僕も何処か連れて行かないととは思っているんですけどねー、今年は○○の理由で行けなくて」
上司「いやそんなこと言わんと行ってやりやー、可哀想やん、子どもが」
「確かにせっかくの夏休みですしねー」
同僚「そうですよねー。なんとか予定変更してみますわ」
私「ちなみに○○さんは、ホテルまで車で行かれるんですか?」
上司「うん、そうやで。しかも言ってた車、納車が間に合いそうです!」
私、同僚「おー!」

この後はもう上司の家庭円満自慢が始まります。
それを私たちは聞くことになります。

「(一流ハウスメーカーの注文住宅を購入した)家ではこんなことして、車は外車で車検のたびに買い替えて、子どもが欲しいものは大体購入して、・・・。」『お前らも今の仕事頑張ってたら、こんな生活出来るでー』の体でいつも語っているのを「成程!すごいですね!僕もそうなりたいです(でも無理かもです)!」と思いながら聞いていました。
そうなんです。当時私はここにもの凄い違和感を感じておりました。

こういう世界、どこにでもありますよね。

でも、組織での労働を辞めたら、無いんです。

比べる他人がいないんです。だから子育てもしやすいんです。子どもをだしに、忖度したりしなくていいんです。

子どもと向き合う時間が増えます。子育ては、どれだけ子どもと時間が作れるか。どれだけ子どもと正直に向き合うか。向き合う時間を作るのに、起業することは向いています。

【コラム執筆者】
今井 匡

1979年 香川県で産まれ、10歳まで過ごし20歳まで広島県で過ごし、そして満を持して奈良県に上陸。身についた特技は特になく、カメレオンのように過ごし、雪丸茶屋の店主となる

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