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【子育てコラム】味覚を育む「おにぎらず」を作ってみよう♪

2022年6月1日

出汁とり生活がもたらしてくれるもの


 奈良県天理市で、お出汁の味をお届けしたくて、お出汁クッキーを焼いています。菓子工房「癒の菓」代表のお出汁パティシエの松川志乃です。「親子で楽しむクッキング」をテーマに、お届けしています。

4月は、子どもと気軽に出汁が取れる方法として、「ドリップ出汁」をご紹介させていただきました。濃い味に慣れた舌では、「出汁」の味がわからず、「なんだか、思ったより美味しくない。」「味が薄いなぁ。」とか、感じたら、それは自然です。そんな方は、だまされたと思って「美味しい」と感じられるまで出汁を味わうことを続けてみてください。だいたい、3日ほどすると、「美味しい」と感じられるようになるようです。濃い味に慣れた味覚をリセットできたら、食事内容を変えていくチャンスです!味覚を正常化することは、健康への近道で、絶対条件です。

私自身、出汁をとるのに、花かつおを食べてみたとき、美味しさがいまいちわからなかったところからの始まりで、出汁も毎日とり続けて味わううちに、味覚が洗練されていくのを経験しました。
だからこそ、子どもたちには、出汁の美味しさを言葉で伝えるのではなく、この機会を逃してしまわぬよう、出汁とり生活を続けています。



出汁とりは無駄がない


出汁をとるのは面倒だ。そんなことを思っていたのは、私です。でも、この美味しさを味わいつづけたくて、出汁とり生活を続けていくのですが、面倒のひとつにあった「出し殻」の処理に悩み始めます。出し殻の鰹節は、旨味こそ出汁に溶け出しますが、魚の良質なたんぱく質の宝庫です。これを毎回捨ててしまうのは、勿体ない話で…。ふりかけにするにも、そればかりでは、飽きがくる。他に活用できないかなと考えていました。そうしているうちに、癒の菓の看板商品である「初代お出汁クッキーの誕生」です。出し殻をクッキー生地に練り込んだんですね。思いのほか美味しくて、子どもたちのおやつに大活躍でした。現在は、出し殻でなく極上の削り節の粉末をクッキーに練り込んで、商品化となりました。

さて、ふりかけにすると飽きがくるというのは、最初のころだけの話です。出し殻を活用する習慣化された今は、市販のふりかけより、この出し殻のふりかけが我が家の味。ご飯にかけたり、おにぎりに混ぜたり、すっかり定着しました。そしてもうひとつ、子どもうけする食べ方があります。それは、一時ブームが起きました「おにぎらず」の具にするのです~!
今日は、そちらをご紹介させてください☆

子どもと一緒におにぎらずを作ろう!
~出し殻鰹節のマヨネーズ和え~


【用意するもの】
焼きのり
ご飯

【サンドする具】
出し殻鰹節のマヨネーズ和え(※)
サニーレタス
人参の和え物(千切り人参、オリーブ油、塩、すりごま)

※出汁をとったあとの鰹節(お好みの削り節)
醬油、マヨネーズ  適量

①サランラップをひろげ、焼きのりをおく。
②ご飯をのせる。
③サンドする具を重ねて、ご飯をのせる。
④四方から焼きのりをたたんで包む。
⑤サランラップでおおって、焼きのりがご飯になじんだらできあがり。

お好みでサンドする具をアレンジしてみてください。
子どもはスライスチーズをサンドするのも喜びます。

【コラム執筆者】
松川 志乃

2017年開業より、お出汁クッキーはじめ、素材にこだわった焼菓子、甘酒チーズケーキ等の販売。料理教室主宰。委託販売先:天理コフフンショップ、珈琲工場(木津川市)

>> 通販サイト: 菓子工房 癒の菓

>> HP:お出汁でつくるお菓子 – 菓子工房 癒の菓

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