【子育てコラム】絵本は怒りながら読んじゃダメ?
2022年9月1日
こんにちは、EQ絵本講師®の冨永有季です。
ご家庭でお子さんに絵本の読み聞かせをするのは、どんなときですか?
寝る前?
お子さんがコレ読んでと持ってきたとき?
絵本を読んであげたいと思ったとき?(自分の手が空いたとき)
他にもあると思います。
この3つは私が大切にしていた《子どもに絵本を読んであげるタイミング》です。
夜寝る前は必ず。
子どもが読んでと持ってきたら、なるべく手を止め1冊でも読む。
TVや携帯を見る時間があるのなら、それよりも絵本を読んであげる。
こうやって書くと、かなりストイックに絵本の読み聞かせしていたように感じますね(笑)
でも絵本読みを苦痛に感じたことは1度もありません。本当に。
なぜかというと、ムリに自分の気持ちをコントロールせず、そのまんまの感情を出して読んでいたからです。
普通、絵本の読み聞かせって、読む側の心が落ち着いていて、ゆったり優しい気持ちのときに読んであげるイメージではありませんか?
イライラしながら怒りながら読むなんてとんでもない!って思っていませんか?
実は子どもは親の心の状態よりも、親子で共有するこの時間を喜んでいます。
だから子どもに対してムカムカしているときでも読んであげて良いんです。
むしろ、読んであげてください。
はじめは怒りながらでも、その絵本1冊読み終わる頃にはもう怒ってなんかない、やさしいあなたに戻ってますよ。
今日のご紹介絵本はこちら
『ちゃんとたべなさい』
【小峰書店】
ケス・グレイ/文
ニック・シャラット/絵
よしがみきょうた/訳
「おまめもちゃんとたべなさい」とママは言うけど、デイジーはおまめがだいきらい。
ママはあんなこともこんなことも言うけれど・・
イライラしているときって、一本調子に読んだり、早口になりませんか?
この絵本、一本調子や早口で読むと、より一層楽しめますよ♪
こういうときに読むのはどんな内容でもOKですが、私のおすすめは5分以内で1冊読める絵本。たった5分でマイナスの感情がほら元通り♪
『心が育つIQ絵本講座』では、親の心の安定にもつながる絵本の読み聞かせについてもお伝えしています。どうぞ下記プロフィールから詳細をご覧下さい。
【コラム執筆者】
(財)絵本未来創造機構 EQ絵本講師® 冨永有季
高校生2人の母。自宅保有絵本1,700冊。絵本子育てを実践し子どものIQ・EQ値(脳と心)が伸びることを実感。絵本の力でママからhappyに!『心が育つIQ絵本講座』開催中
>> EQ絵本講師®冨永有季LP
>> (財)絵本未来創造機構HP
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