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【子育てコラム】運動あそびとからだ⑤

2022年9月1日

釣りをしたことありますか?

アウトドア熱がどんどん加熱していっているたっちゃん先生こと、西本です。 先日、和歌山のマリーナシティそばにある海釣り公園で初めて「サビキ釣り」を体験しました。サビキとは、釣りの1つの方法です。一般的な釣りは釣り針が1つに対し、サビキは複数針がついていて、初心者にとって魚を釣りやすい仕様になっています。その日の釣果は抜群で、10匹以上釣り上げることができ、大満足の一日となりました。

お子様の手先は器用ですか?

皆さんの子どもはお箸やハサミを上手に使うことができますか?人間の体の発達は体の真ん中から端っこへ発達していきます。指先は端っこにあたるので、どうしても器用になりにくい部分でもあります。なんでこんな話になるかというと、釣れた魚を針から取る時に手先の器用さが要求されることもあるからです。口から針をぬくのですが、「かえし」がついていてなかなか外せないのです。社会福祉士をしている兄から、介護施設ではよく折り紙を折っていると話を聞きました。指先を使う事で脳を刺激するので、老化を防ぐ事はできないまでも、緩やかにすることはできるため、との事でした。発達途中である子ども場合は効果テキメンで、脳が刺激を受けるのでより発達を促すことができます。折り紙はまだ早いご家庭であれば、例えば紙コップもいいですよ。写真のようにタワーで積み重ねることも手先を使うよい練習になります。是非チャレンジしてみて下さい。

またまたアウトドアのススメ

釣りのような体験は子どものうちに絶対させてあげるべき、と強く思いました。ゲームやスマホを楽しむ事は、日常生活で手軽にできるエンターテイメントなので息抜きにはいいと思います。しかし度が過ぎると逆につらくなることもあります。先日の釣りでは、水面のゆらぎで心が落ち着き、遠くには船が前進している様がゆっくりと見て取れ、狡猾な鳥が油断した魚を水面ギリギリで捕獲する様も目撃できました。「現実世界の体験が子ども達の想像力の源になる」と最近保育士さんから教わりました。なるほどきっとこういう事なのだろうな、と納得しました。私が行った海釣り公園は手ぶらで行けました。持って行ったのはせいぜい帽子と水筒とタオルくらい。竿は有料で貸して頂き、えさはその場で購入。釣れた魚はこれまた売っていた発砲スチロールの箱に氷を入れて下さり、冷蔵保存して持ち帰って食べることもできました。子どもの「財産」になること間違いなし!

【コラム執筆者】
西本達郎

株式会社codomo 代表取締役。わんぱくキッズ体操教室 代表。
文学部→自動車関連企業(営業)→中高一貫校の先生(英語)→体操の先生。
子どもの未来を広げる活動実施中。

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