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【子育てコラム】イヤイヤ期も絵本でほのぼのママ(パパ)に

2023年8月14日

うだるような暑さに、子どものかわいい反抗。
可愛いんですけれど、暑さで頭がボーッとしていたりイライラしていたりで、思わず声を荒げてしまうこともあるのではないでしょうか。

親のいうことを聞かないでイヤ!と言ったり、言われたことの反対のことをするなど、2~3歳頃に見られるいわゆるイヤイヤ期。
魔の2歳児・3歳児などという言葉もありますね。もう少し年齢が上がると今度はなんでも「なんで?どうして?」と聞き返してくるようになると思います。
これは自我が芽生えている証です。自己主張することや、自分の気持ちを押さえることを学んでいるのです。

0歳から3歳までの脳の成長はすさまじく、3歳頃には脳の神経系統は約60%出来上がります。とりわけ脳の司令塔とも呼ばれる前頭前野の機能が発達しているので、お子さんがこのような反応をおこすのは至極当然でイヤイヤ期が訪れることはむしろ喜ばしいことです。
※前頭前野は意思、判断、思考、創造、記憶、感情コントロール、集中、行動、やる気など人間の重要な役割を担っている。

そうはいってもただでさえこの暑さ。いちいち反抗されるとこちらの精神が先に参っちゃいそうです。
『できるだけ子どもの気持ちに寄り添い、言いたいことを代弁してあげる』とか、『できるだけやりたいようにやらせてあげる』とか、この時期の対処法を知っていたとしても、なかなかできなかったり。
子育てがしんどいな・・と思ったら、周囲に相談したり頼ったり、自分時間を持って気持ちに余裕を・・などと言われますが、それができないからしんどいのではないでしょうか。

その経験をした私からアドバイス!

はい!こんなときにもやっぱり絵本♪♪
「え?どうして?」と疑問に思う前にまずはおうちにある絵本をお子さんに読んであげてください♪

今日はこちらの絵本をご紹介します♪



『こわくないこわくない』
内田麟太郎・文 大島妙子・絵
(童心社)

まーくんはこのごろ反対ばかり言います。だから、夢でおばけに会ったときも、「こわくないこわくない」とがんばります。でも本当は・・・。
こころあたたまる、ニコニコ絵本。(「MACK」データベースより)

私は「イヤイヤ期」もさることながら、「魔の2歳児」という言葉を使うのはおすすめできません。
言葉にはその通りになる力があるからです。こんな風に言うとスピチュアル的で敬遠されるかもしれませんが、自分の可愛い子どもを「魔の2歳児」って表現すると、魔力の強い手に負えない子に見えてきませんか?

絵本を読むことを習慣にしていると、聞いていて心地よい言葉がたくさんインプットされます。
それはお子さんにだけでなく、読み手である親御さんにも。もしかしたらこの時期の良いネーミングが浮かぶかもしれませんね♪
「めばえ期」「脳成長期」「ぐんぐん期」など、ぜひ言い換えてみて下さい♪
子育て中の親御さんが絵本で心穏やかにほのぼのした気持ちになりますように☆

【コラム執筆者】
(財)絵本未来創造機構 EQ絵本講師® 冨永有季

大学生息子と高校生娘を持つ母。自宅保有絵本約2,000冊。絵本子育てを実践し子どものIQ・EQ値(脳と心)が伸びることを実感。絵本の力でママからhappyに!『心が育つIQ絵本講座』開催中

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