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【子育てコラム】身近なものでクラフトを楽しもう!

2023年8月21日

こんにちは!
ミシンの先生のけんたろう先生です。

>> 前回のコラムでは、上でも下でもない「いい関係性作り」をテーマに
子ども同士で生まれるコミュニケーションについてご紹介させていただきました。

今回のテーマは
身近なものでクラフトを楽しもう!

私の運営する子ども洋裁教室で保護者からよく寄せられる声の中に
「子どもが縫いものに興味を持ち始めたけど、自分ではなかなか教えてあげられない…」
そんな声が多く寄せられます。

縫いものというとイメージ的に縫い針、縫い糸、布など、子どもが始めるには少しハードルが高いものが多い印象があると思います。
あとは、自分でも上手くできないのに子どもに上手く教えてあげられるかな?… そんな思いをお持ちの方もいらっしゃると思います。

そこで今回ご紹介するクラフトは「ぬいさし」です。

モンテッソーリ教育でも取り入れられている「ぬいさし」
インターネットで調べていただくと、ぬいさしのキットや必要な材料を紹介している記事などがたくさん出てくるので、イメージに近いものを探していただき、それに合った材料を揃えていただくと良いかと思います。

ぬいさしのいいところは「安全」「自由度が高い」ことです。

ぬいさしで使用する針はプラスチックの針やとじ針(針自体が太く先が丸い針)なので、縫い針のように間違ってどこかを指して痛い思いをすることを防げます。糸は毛糸を使うので、縫い糸より太く未就学児の感覚に優しいのも特徴です。

もう一つ自由度が高いポイントは、ぬいさしをする素材は布に限らず厚紙や紙皿、紙コップ、トレイなど 道具を使って穴を開けられる素材ならなんでもOKなとこです。
材料が揃って、ぬいさしをする前に少しだけポイントをお伝えします。

「自分の力」「できた!」
この二つが大切なので、見守るお父さんお母さんは応援団に徹する。
子どもが分からなかったり、糸が絡まってしまった時など ヘルプの時だけ登場してください^^;

どうしても
「ここはこうしたら?」
「それだとうまくいかないよ」
などなど、大人はそんな声が湧いてくるかもしれませんがグッと我慢してください。

子どもは外から見るよりすごく集中力を使っています。
できたものを一緒に喜ぶのがお父さんお母さんの一番の仕事だと思って、楽しみながらぜひぬいさしにチャレンジしてみてください。

【コラム執筆者】
鎌田健太郎

洋服のお直し業を経て、2016年株式会社ヴァレイ(縫製工場)へ入社
社内事業として「子ども洋裁教室」を立ち上げ、2021年に事業を法人化
株式会社ヴァレイソーイングジャムを設立
現在、全国に13教室220名の生徒が在籍
その他全国各地にてミシンワークショップを随時開催中

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