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【子育てコラム】親が小学校で遊ぶとおこる3つのいいこと

2023年9月4日

こんにちは、アートコミュニティもりのいりぐち主宰の森野ゆかりです。

≫前回の記事「たまにはカードゲームであそぼうか」でご紹介した「もりのいりぐち・親子のつどい場サークル」。今回は2023年5月に発足したばかりのこのサークルについてお話しします。

■そういえば小学校に親の居場所ってなくない?
ここ数年、PTAに入るか入らないか悩む。いっそのことなくしてほしい…という声が高まっています。そして、授業参観や運動会などの行事への参加に規制がかかったコロナ禍。

そんな背景もあり、小学校には親の居場所が減っている、もしくはほとんどないことに気が付きました。

親の環境とともに子ども達の環境も変化しています。
・学校に行きにくい子が増えている。そんな子を見てつらく思う親がいる。
・子どもの友達を知らない、互いの親を知らなくてすれ違いが生じることがある。
・下校見守りをしてくださる地域の方のご高齢化が進んでいる。


PTA役員になったり地域の会議に参加すると、こうしたことが肌で感じられます。これらのことは当事者以外にはちいさな問題かもしれません。しかし、根が深くなると居心地のいい小学校や地域などとは言えなくなります。

そこで、親が学校でゆるーくつながる場を作ってみました。

■いいこと1・あそぶこと、それが目的
日程は月に二回、1時間ほど。あそびの提案はしますが、道具などはもちよりです。
子どもたちの授業の間に集まってゲームや折り紙、塗り絵などのあそびをします。夏休みには校庭で水鉄砲をしました。

一緒にあそぶことが目的です。一緒に手や口を動かしているだけでいつの間にか知り合いになっている。それで充分。逆に考えると、それすらできない状況であったということができます。

■いいこと2・親の知らない子どもの顔
あるいは、子どもの下校時間にかさなるように開催します。子どもとも一緒にあそぶのです。すると、子どもが他の子どもと交わる様子も見ることができます。授業参観では知りえないことです。

上級生にもイニシアチブをとってあそび方を説明したり、思っていた以上に大きな声でお話していたり。そんな一面も見られます。そして子どもとあそんだ後に一緒に下校することができます。

■いいこと3・下校の見守り
見守ってくださる地域の方もご高齢になっていることもあり、集い場サークルでは下校のおむかえをすすめています。自分の子どもや地域の子どもを自分たちで守っていく、そんな気持ちが少しでも増えたらいいなぁと思います。

■参加した方の感想
・手を動かしながらだと話もしやすい
・大人だけでゲームをするのはなかなかないけど、やってみたらとても楽しかった。
・大人と久しぶりに話ことができた。
・授業参観でもないのに学校にきたのが新鮮だった。
・子どもの帰りのタイミングと重なって一緒に帰ることができた。



子どもと親、親と親、親と学校のこんなかかわり方も悪くないと思っています。

【もりのいりぐちで羽休め:参加者募集中】



活動日:主に第2・第4水曜日の10:00~12:00
対象:学校に行きにくさを感じている小中学生とその保護者
料金:1人2,000円
   (ご家族2人3,000円)
会場:アーティスト・イン・レジデンス
   『SPACE DEPARTMENT』
   奈良市平松1丁目27-12
   >> Googleマップはコチラ!
  (近鉄尼ヶ辻駅徒歩10分)

LINE公式アカウント「もりのいりぐち」


・下記Facebookからもお気軽にお問合せください。

【コラム執筆者】
森野ゆかり

東京の広告代理店でデザイナーを経験。写真と似顔絵とデザインが現在の主な仕事。デジタルとアナログをいったりきたりしながら、2人の子どもとアートな暮らしを模索中。

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