【子育てコラム】自分で考える力を伸ばすには!
2023年9月11日
今日は絵本の紹介から
『ねえ、どれが いい?』 ジョン・バーニンガム作
まつかわまゆみ訳
(評論社)
ないでしょ、それは・・。という選択肢だらけ。だからこそ、いろいろどんどんイメージを膨らませることができる、想像力が育つ絵本です。
「ねえ、どれがいい?」と絵本のフレーズ通りに問いかけて、返ってくるお子さんの答えや選んだ理由を聞くと、お子さんの思いや考えを知ることができますよね。親子で楽しみながら笑いながら会話を弾ませて下さい♪
現代は情報があふれかえっていて、何が正しいのかどれが正解なのかを見極めるのも難しく、○か×かわかりやすくしてほしいと思うこともある私です。
というのも私はプロセスよりも結果を重視する傾向があって、早く結果をだしたい!待つことが苦手な性分だからです。
なので選択肢が多いとかえって困ってしまいます。せめて選択肢は多くても3つくらいにしてほしいと今でも思うんです。そもそも子どもに考えさせるよりもこたえを教えてあげる方が早くてスムーズだし、時間の無駄にならないし、合理的だし、自分が楽だし等々、良いことだらけじゃないですか!(笑)
でもこれは長い目で見ると、子どもの自分で考える力を奪ってしまっているんですよね。
考える力=思考力ですが、実は想像力も考える力の一つです。
これがこうなってああなって・・とこの先どうなるのかを思考する=想像力ですよね!
きっとうまくいく!絶対できる!楽しい♪嬉しい♪わくわくする!・・そういったプラスのイメージは、自己肯定感や自信につながっていきます!
そして、そのプラスの想像力を培うのに最適なのが絵本です。とりわけ大好きなママ・パパからの読み聞かせは幸せ力もアップしますから格別です。
美しく心地よい絵と言葉、そして心が温かくなるストーリーが、脳が成長途中の子どもたちに良いイメージの種を植え付けていきます。
ぜひたくさんの絵本を読んで、お子さんの思考力・想像力を伸ばしてあげてください。
なぜ絵本で想像力や思考力が培われるのかについては『心が育つIQ絵本講座』で詳しくお伝えしております。
ご興味がありましたら、プロフィールのURLをクリックして下さい。
思いやりの心を持って自分の言動の先に何が起こるのかを想像すると、それをひとりひとりがやっていくと、悲しい苦しい怖い現実はなくなっていくのではないかと思います。
絵本で世界中が平和で豊かになりますように。
【コラム執筆者】
(財)絵本未来創造機構 EQ絵本講師® 冨永有季
大学生息子と高校生娘を持つ母。自宅保有絵本約2,000冊。絵本子育てを実践し子どものIQ・EQ値(脳と心)が伸びることを実感。絵本の力でママからhappyに!『心が育つIQ絵本講座』開催中
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