【子育てコラム】身近な先生に聞いてみよう
2023年9月18日
こんにちは!
ミシンの先生のけんたろう先生です。
>> 前回のコラムでは「身近なものでクラフトを楽しもう!」をテーマに
縫い物が苦手な方、子どもにいきなり針を持たせるのは不安… そんな思いを持たれている方に向けて「ぬいさし」ついてご紹介させていただきました。
今回のテーマは
『身近な先生に聞いてみよう』
はじめに。
今回ご紹介させていただくお話は、ソーイングに関係のあるお話ではありませんm(_ _)m
我が家で迎え入れることになったメダカのお話です。
我が家には小学6年生の息子がいます。
ある日、知人からメダカを譲り受けることとなり、生き物を飼っていない我が家では一大事。
水槽はどんな大きさがいいの?
水はどんな水を用意するの?
餌は?
日頃のお世話の方法は?
水草はいるの?いらないの?
そんな話を夫婦でしていると息子から…
「学校でもメダカ飼ってて、育て方知ってるよ」
そんな一言をもらいました。
水槽はだいたいこのくらいの大きさ
水は水道の水を太陽の光に2,3日当ててから入れるといいよ
餌は1日2回で1,2分で食べ切れる量
水草は卵を付けるために必要だけど、多すぎると餌を見つけにくくなるから適量で
正直、目が点になってしまう程メダカについて詳しく教えてくれました。
夫婦だけでこの一大事に出会っていたら、間違いなくスマホで一つずつ調べて必要なことをしていたと思います。
スマホで調べると端的に欲しい答えに出会えます。
でも、息子が先生のようにメダカのことを教えてくれた時に
「よく知ってるな〜」と感じたとともに、普段の学校の様子や友達のこと、担任の先生のこと…
いろんな場面や登場人物が入った「メダカのお話」をしてくれました。
その時に感じた、これからは「身近な先生に聞いてみよう」
普段分からないことがあると、ついついスマホで調べてしまいますが、一旦子どもたちに聞いてみる。というコミュニケーションを意識的に増やしてみると、家庭以外での子どもたちの普段の生活の様子や、子どもたちも「学校でもっと調べてくる!」という意欲にも繋がると思います。
端的に答えに出会えるのは便利になった証拠ですが、答えの周りにある背景や環境、経験を知っているかどうかも答えと同じくらい大切なことだと、我が家の先生に教わった気がしました。
皆さんもまずは身近な先生に聞いてみませんか?
【コラム執筆者】
鎌田健太郎
洋服のお直し業を経て、2016年株式会社ヴァレイ(縫製工場)へ入社
社内事業として「子ども洋裁教室」を立ち上げ、2021年に事業を法人化
現在、全国に13教室220名の生徒が在籍
その他全国各地にてミシンワークショップを随時開催中
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