【子育てコラム】4年前にお店屋さんを企画していた子の、その後
2024年10月7日
こんにちは、アートコミュニティもりのいりぐち主宰の森野ゆかりです。
■このコラムでの執筆も4年が経ちました。
コラムを書き始めた2020年は感染症による外出規制がかかり、幼稚園も小学校も思うように行けなかった時期。
その時に友だちとオンラインでチャレンジしたお店屋さんごっこをご紹介したことがありました。
「お店屋さんを企画する」というタイトルだったかと思います。卒園したばかりの子どもたちがバーチャルな世界に触れはじめたころ。
そんな子どもたちに親として何をしてあげられるのか。。と模索していたころのこと。
子どもたちはそれぞれに趣向をこらし、ゲーム屋さん、アクセサリー屋さん、パフェ屋さんなどになりきりました。
看板やメニューを作り値段を付けた商品をならべ、お店屋さんのすてきなところを発表してくれました。とても懐かしい出来事です。

我が家のむすめ。その時には「なんでもごはんやさん」 サンドイッチやおにぎり、お水を持ってくるなどのサービスを思い付き、みんなとの発表が終わった後にもお店を続けてくれたので助かりました。


■時は経ち。
自粛期間はとうに過ぎ、子どもたちは通常通りに小学校に通っています。そして4年前にお店屋さんを企画していた我が子は5年生になりました。
また同じようにお店屋さんを企画するとなったら、今は何屋をしたいと考えるのでしょう。絵を描くのが好きなのでイラストレーターかもしれません。
4年前を思い出してまたごはんやさんをしてみるかもしれません。5年生にもなりましたので、作れるもののバリエーションは増えました。
メニューを決めて包丁やコンロやレンジ、ボールや計量カップなども使って様々な料理を作ることができます。
さて、何をしたいと思うのか。。。想像がつくような、つかないような。またこっそり聞いておこうと思います。
■リアルなお店屋さん
ところで、私はもりのいりぐちとしてさなざまなイベントに出店をさせていただいています。


★2021年に五條にて開催されたファミリーフェスタ(主催:ぱーぷる様)。

★2023年夏休みでは水と触れ合う小学生向けのイベント(主催:京西公民館様)

★2024年1月にはこども食堂さまでのアート企画(主催:ピースホープ様)
など、マルシェや講座などで、いわゆる「お店屋さん」をしています。
その時に「なんでもごはんやさん」だった子はとてもとても有能な「お母さんのお手伝いやさん」をしてくれています。
一緒にいてくれてよかった。。。と思ったことは一度や二度ではありません。
どんな気持ちでお手伝いをしてくれているのか、つい先ほどインタビューをしてみました。
「マルシェの時は他のお店をみたり、ひとりでぶらぶら歩いているのが楽しい。人のために何かをするのは好きだし、笑顔になってくれるのが嬉しい。お母さんはがんばってるなー、と思ったりもする。」
と答えてくれました。
4年で子どもは大きく変わります。
小さなことでも、大きなことでも。特別ではない日常のなかにたくさんの発見ができます。
きっと皆さんもそんな風に振り返り、お子さんの事を頼もしく感じる時がくるのだと思います。楽しみですね。
【もりのいりぐちで羽休め:参加者募集中】
活動日:主に第2・第4水曜日の10:00~12:00
対象:学校に行きにくさを感じている小中学生とその保護者
料金:1人2,000円(ご家族2人3,000円)
会場:アーティスト・イン・レジデンス
『SPACE DEPARTMENT』
奈良市平松1丁目27-12
>> Googleマップはコチラ!
(近鉄尼ヶ辻駅徒歩10分)
・下記Facebookからもお気軽にお問合せください。
【
コラム執筆者】
森野ゆかり
東京の広告代理店でデザイナーを経験。写真と似顔絵とデザインが現在の主な仕事。デジタルとアナログをいったりきたりしながら、2人の子どもとアートな暮らしを模索中。
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