【子育てコラム】 モリノコトノハと、ちいさなあそび_母の一言篇
2025年1月6日
こんにちは、アートコミュニティもりのいりぐち主宰の森野ゆかりです。
「もりのいりぐち」でこどもたちと一緒にいると、ふいにとびこんでくる言葉。
枝に小さくぶら下がったような、でも、とてもキラキラとしたコトノハたちは私の宝物です。
そんな宝物のような言葉たち。今回はおかあさんの一言です。
モリノコトノハ「久しぶりでも来られる場所でよかった」
学校に行きにくさを感じている小中学生と保護者のために小さなアートアトリエ「もりのいりぐちで羽休め」では、お子さんのタイミングに合わせて、出欠の選択をしていただいています。
そんな居場所であることから、ご参加がコンスタントな方や、久々の方。連絡のやりとりのみの方。それぞれのペースでかかわっていただいています。
今回のコトノハは、約一年ぶりのご参加のTちゃんのおかあさんから。
ちいさな枯山水づくりを楽しまれている時にお話してくれました。
その日は一年前にあそんだメンバーはお休みでしたが、新しい仲間ともいつの間にか交わっていました。大人と話し、子ども同士で道具の貸し借りをしあい、相手の作業に口をださない。ここはいつも不思議とそんな空間が出来上がります。
この日のあそびはポリ袋と敷物を使った秘密基地づくり。協力をして袋を切り開き、貼り合わせ、空気と人の出入口をつくり。扇風機で風を送り込むと立体になりました。
補強のために天井から糸で張る工夫もしています。
この基地の中でごろごろしたり、マジックをもちこんで絵をかいたり、みんなで記念撮影をしたり。扇風機で風をおくっているので基地の中はとても涼やか。
「クーラーハウス」という名前がつきました。
ふと見つけた「どうぞおはいりください」の文字。まさにそんなきもちで羽休めの活動を続けています。
出入り自由の羽休め。お悩みの方がおられましたらお気軽にお話やあそびにご参加ください。
■ちいさなあそび「クーラーハウス」
★材料:45Lポリ袋10枚程度・90㎝×90㎝ほどの大きさの敷物(または新聞紙)・梱包テープ・扇風機
★作り方:敷物を広げます。45Lの袋の側面と底辺の二か所ひらき、直方体の展開図をイメージしながら敷物に貼り合わせていきます。扇風機で風を送り込みながら立体的に。袋をつかっていりぐちを補強したり、天井から糸でつるしたりとアレンジします。
★楽しみ方:マジックで絵を描いたり、おやつを食べてみたり、あそんですごす秘密基地として楽しんでみてください。寒い季節には扇風機とともにファンヒーターを併用すればホットハウスになりそうです。くれぐれもお子さまから目を離さず、火気や換気にはご注意ください。
【もりのいりぐちで羽休め:参加者募集中】
活動日:主に第2・第4水曜日の10:00~12:00
対象:学校に行きにくさを感じている小中学生とその保護者
料金:1人2,000円(ご家族2人3,000円)
会場:アーティスト・イン・レジデンス
『SPACE DEPARTMENT』
奈良市平松1丁目27-12
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(近鉄尼ヶ辻駅徒歩10分)
・下記Facebookからもお気軽にお問合せください。
【
コラム執筆者】
森野ゆかり
東京の広告代理店でデザイナーを経験。写真と似顔絵とデザインが現在の主な仕事。デジタルとアナログをいったりきたりしながら、2人の子どもとアートな暮らしを模索中。
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