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【子育てコラム】言葉のちから

2025年2月24日

こんにちは!
子どもの体操や運動あそびの先生をしている、ごんちゃんこと黄金です。

さて今回のテーマは、
「言葉のちから」についてです。

失敗はいいこと!」「できる!できる!」

誰かから、この言葉を言われて、どう思いますか?
大人は、「分かってんねん、でも失敗したら恥ずかしいし、
思うだけでうまくいくわけがない…。」と思いがちです。

しかし、子どもたちに伝えると、多くの子の目がキラキラと輝きます。
もちろん伝え方も大事。大人がこの言葉を本気で伝えること、
それぞれの子どもに合わせた伝え方をすることは大事です。
みんなで大きな声で毎日、毎週言ってみる。チャレンジの前に伝えてみる。
必要な子どもには、なぜ失敗が良いことなのか、
なぜ自分自身で「できる!」と信じることが大事なのかという理由も伝える。

そうやって伝え続けていくと、
子どもたちに確実に変化が見られます。
・苦手な縄跳びにチャレンジする前に、自分に向かって「できる!できる!」と唱えている子。
・自転車の練習でこけた後に、「できる!できる!」と言って再チャレンジする子。
・家で毎日、「『失敗はいいこと』、『できる!できる!』と書いているよ。」と伝えてくれる子。
・お母さんが失敗したときに、「失敗はいいことやねん」と伝えている子。
すごくないですか?

子どもたちは、やれば(やり続ければ)できることがたくさんあります。
つまり、 成功率や成長の伸びがこの言葉ひとつで大きく変わるのです。

最後に私の幼少期の話を少しだけ。
私は、両親が共働きだったため、多くの時間を祖母とともに過ごしました。
祖母は、なぜか私が毎日帰宅後に手を洗うことを褒め続けてくれました。
「ごんちゃんは、何も言わなくても毎日手を洗ってえらいね。」と。

いえ、私はめんどくさくて洗っていない日もありました(笑)
しかし、そう言われると後からこっそり洗いに行っていました。
そんな日々を続けると、手を洗うことが習慣になり、当たり前になっていきます。
どれだけ小さなことでも、 信じてもらえることは大きな力になるのだと、今は感じています。

少し話はそれましたが、 言葉には大きな力があります。
是非読んでくださった方は、少し信じて子どもたちに、
そして自分自身にに「失敗はいいこと!」「できる!できる!」と心から伝えてみてください^^

【コラム執筆者】
黄金理佐

小学校教諭を経て株式会社codomo「わんぱくキッズ体操教室」コーチに。
奈良市にて、少人数の体操&運動あそび教室「きゃんどるキッズ」主宰。
その他、個別の運動療育なども実施中。