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【子育てコラム】水とあそぶアート

2022年6月1日

こんにちは、アートコミュニティもりのいりぐち主宰の森野ゆかりです。

先日『ぱーぷるmirai夏号』本誌にて、「クリエイティブな発想で水とあそぼう」という記事を掲載いただきました。暑い暑い夏は、ひんやりあそびを楽しむことができるとっておきの季節。今回は、本誌の記事をいくつかなぞりながらお話をしてみようと思います。



■お部屋で

・わかれる色水
このあそびを私は分離アートと呼んでいます。オーラソーマの鮮やかな色水のビンを思い出された方もいらっしゃるかと思いますが原理は同じで、「水と油」の作用を利用した実験あそびです。

封の閉じられる袋やビンの中に、水、色水の元(食紅など)、油(サラダ油やベビーオイル)と、そこにお好みで小さなおもちゃやラメを入れます。逆さにしたり、入れる順をいろいろ変えてみたり。どんな結果が現れるのかを楽しんでください。

油が漏れだすと厄介なので、蓋がきちんとしまるビンなどを利用されるのもよいと思います。分離アートに触れていると、混ざるようで混ざりきらない、まるで自分と自分をとりまく他者の存在のような事も感じ取っています。



・氷の柱
食紅と水でいろいろな色水を作ります。一色ごとに牛乳パックにいれて凍らせる。凍ったら次の色水を入れて凍らせる。氷で色の階層を作っていくイメージです。一緒にお菓子のおまけのようなおもちゃも入れると、溶け出す様子をさらに楽しめます。

この柱は、一緒に掲載した「深い海・浅い海」というあそびの派生でできたもの。違う色の水を凍らせるとどうなるのかな。想像をしながら一晩かけて作るアート。暑い夏に長時間冷たいあそびを楽しむことができるのでとってもおススメです。



■お風呂で
・ゆらゆらネオン
100円ショップで販売している光るブレスレットを利用したお風呂あそびです。お子さんによってはお風呂が面倒くさい、あまり好きではないというお話も耳にします。そんな時にも大活躍です。

暗くしたお風呂に浮かび上がるぼんやりとした光。子ども達はのぼせるほどに長時間過ごしましたし、私もたっぷり癒されました。本当にちょっとした掛け合わせなのですがこういう発見があそびの面白いところだなと感じます。



■お庭で
・寒天の海
寒天といえば通常は食用なのでもったいない気もしましたが、特別に外あそびの道具に用いてみました。通常の寒天の作り方で食紅などで色を付けます。
我が家では青と緑を作りましたが、一色でも、赤や黄色でもとてもきれいな世界が出来上がると思います。

寒天をぐちゃぐちゃにつぶして手を突っ込んでみる。宝探しをしてみる。子どもはスライムなどの感触も大好きです。きっといろんな派生で長時間楽しんでくれることでしょう。一点気を付けていただきたいのは、処分方法。水には流れませんので、水を切ってゴミとして処分くださいね。

以上、本誌になぞってのこぼれ話でした。今年の夏もおそらく暑い!子どもさんとのんびりひんやり、楽しい夏をお過ごしください。

【もりのいりぐちで羽休め】

活動日:主に第2・第4木曜日の10:00~12:00
対象:学校に行きにくさを感じている小中学生とその保護者
料金:1人2,000円
   (ご家族2人3,000円)
会場:アーティスト・イン・レジデンス
 『SPACE DEPARTMENT』
 奈良市平松1丁目27-12
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 (近鉄尼ヶ辻駅徒歩10分)

LINE公式アカウント「もりのいりぐち」


・下記Facebookからもお気軽にお問合せください。

【コラム執筆者】
森野ゆかり

東京の広告代理店でデザイナーを経験。写真と似顔絵とデザインが現在の主な仕事。デジタルとアナログをいったりきたりしながら、2人の子どもとアートな暮らしを模索中。

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