【子育てコラム】運動あそびとからだ②
2022年6月1日
夏だよみんな!
今日は体操教室の子ども達とその親御さんと一緒にキャンプ場でBBQを行ってきました。やっぱり自然はいいですね。普段は携帯ゲームで遊んでいる子も、私が携帯ゲームを禁止したせいもあって外遊びとBBQを楽しんでくれたようです。帽子にいっぱいのダンゴムシを捕まえる子どももいました(妻が見たら発狂するだろうな)。川で石を投げて「水切り」をしたり、単に足だけ浸かって独特の冷たさを味わったり、各々が楽しんでいました。
ボールを投げる
川に石を投げるって経験(周囲に人がいたらダメだよ!)、意外にお子さんたちはないかもしれませんね。そもそもモノを「投げる」という動作は日常生活にはありません。だからそういう機会を作ってあげる必要があります。体操教室でもボール投げは行っていて、園からの依頼としてもボール投げのリクエストを頂くこともあります。「ボール投げ」ができると何かいいことあるの?と思う方もおられるかもしれません。子どもにとってボールは親しみやすいアイテムで、運動が好きになるきっかけを与えてくれる大切なツールの1つです。単に遠くに投げられるだけでも面白いし、狙ったところにボールを投げられると気持ちもいい。友達や家族とキャッチボールなんて最高じゃないですか(主観ですが笑)。だからボールは投げられた方が人生が楽しくなります。
どうやったらボール投げはうまくなる?
不要なチラシなどを丸めて、カーテンに投げてみましょう。せっかくなのでこの記事を読まれた保護者の方は、是非お子様にやらせてあげてみてください。ぺら紙をセロハンテープでカーテンに貼って「落としてごらん!」みたいな。上手に投げられない子の特徴は決まっています。
① 初動から腕が伸びたまま投げている
② 投げる「的」を見ていない
③ 投げた後の姿勢が悪い
正しくはこんな感じです。
① 腕を「曲げて伸ばす」を行いましょう。
② 投げる「的」をしっかり見続けよう。
③ 投げ終わった後は体勢が崩れないように。
家の中で行うには限界がありますが、お試しとしてはちょうどいいと思います。ちなみに前に出す足は、とりあえずどちらでもOKです。室内だと的との距離が近くなるので、おそらくボールを投げる手と、同じ側の足が前に出ると思います。ダーツみたいに。そういえば、昔ダーツにはまってマイダーツ買ったなぁ。みなさんは知ってますか?ダーツの真ん中(ブル)は50点で、その真上の小さい四角(20のトリプル)は60点なんです。ブルは比較的入るけど、20トリプルはなかなか入らない。是非機会があれば挑戦してみて下さい。
【コラム執筆者】
西本達郎
株式会社codomo 代表取締役。わんぱくキッズ体操教室 代表。
文学部→自動車関連企業(営業)→中高一貫校の先生(英語)→体操の先生。
子どもの未来を広げる活動実施中。
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