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【子育てコラム】運動あそびとからだ④

2022年8月1日

ぎょうじゃどうじょ

こんにちは!2歳の誕生日を迎えようとする息子の語彙が増えてきて、楽しくなっているたっちゃんこと西本です。最近、妻が餃子を手作りしてくれました。「餃子どうぞー」と言って、息子に食べさせると、大変お気に召したようで「ぎょうじゃ!」「どうじょ!」と連発しれくれました。二語文にはならないですが、それでも私たちが理解できる言葉を一生懸命話している姿は、本当に愛らしく思え、同時に成長を感じる至福の時となっています。

親子体操やってきました

先日、県内のとある園で親子体操のご依頼を頂き実施させて頂きました。コロナ禍でここ2,3年は少なかったのですが、依頼数が少し戻ってきた感があります。今回の対象年齢は1~3歳という事で、なんとも力量を試される年齢層でした(1歳はなかなかない)。しかし、実際に私自身が子育てをして、お伝えできる幅が広がっていることを感じました。体操の知識ばかり伝えてもつまらないので、「バナナばかりあげていると、ある日突然食べなくなって途方に暮れる可能性ありますよー」「お茶の入ったコップを振り回してリビングで水遊びが始まりますよー」「食事3回に1回はごはん投げてきますよー」と実際に我が家で起こった事をお伝えして(適度に)恐怖を煽ることも楽しかったです。

日常生活でできる運動

親子体操の内容を写真や文言で伝えるのは難しいので、体操の先生である私が子育てをしている時に気を付けている事を2つご紹介します。

①椅子には自分は登らせて座ってもらう

強度のある椅子であることはもちろん、転落しないよう私自身がいつでも手を差し伸べられるようにしています。もうすぐ2歳になりますが、ジャングルジムのように器用に登って着席します。うまく登れない時もありますが、ここに足を置けば登れるんじゃない?などと言いながらサポートしています。手に力を入れながら、足を動かして登っていくことはマルチタスクで、相当な刺激が脳に伝わります。時間がかかれば、その間に電子レンジやコンロで温めすぎた料理が冷める、という寸法です笑。この要領でお風呂の湯船に入る時や出る時も行っています。

②靴は自分で脱がせる履かせる

2歳以下くらいだとつい親が脱がせてしまいがち。自分で脱ぐことによって、指先を使う練習になります。少し時間はかかりますが、是非毎回お子様にさせてあげて下さい。運動という言葉を聞いて、よく走ったり跳んだりすることが運動と思い込んでおられる方も多いのですが、これも立派な運動で「微細運動」といいます。指先は発達のしにくい部分であるため、チャンスがあるたびに使わせてあげるべきです。4,5歳児なら以前ご紹介したような、立った状態で靴を脱ぎ履きする事ができるかチャレンジさせてあげて下さい。

子どもを成長させるポイントは「手伝いすぎないこと」。時間がかかってしまうため、ついせかしがちになってしまいます。ぐっと堪えて、子ども達の小さなチャレンジに付き合ってあげてみてはどうでしょうか?きっとお子様が目まぐるしく成長していきますよ!

【コラム執筆者】
西本達郎

株式会社codomo 代表取締役。わんぱくキッズ体操教室 代表。
文学部→自動車関連企業(営業)→中高一貫校の先生(英語)→体操の先生。
子どもの未来を広げる活動実施中。

>> HP:わんぱくキッズ体操教室

>> Instagram:@wanpaku_kids

>> Facebook: わんぱくキッズ

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