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【子育てコラム】ソーイングは世代を越える共通言語

2022年9月1日

こんにちは!
ミシンの先生のけんたろう先生です。

>> 前回のコラムでは「素材選びに出かけよう!」をテーマに身近で発見できる素材選びについてご紹介させていただきました。
僕も我が子とスーパーへ買い物へ行くときはこの「素材選び」で楽しみながら子どもに食材の素材を選んでもらってます(^^)

さて今回のテーマは「ソーイングは世代を越える共通言語」です。

普段、子どもたちと洋裁教室の先生として接する中でよく感じることの一つです。

ちなみにソーイング(sewing)の意味は
・裁縫
・針仕事
・縫い物
・縫製
などなど…

ミシンに限らず手刺繍やフェルトをチクチク、編み物もソーイングの仲間なので、これまでさまざまなブームもありましたが今も廃れることなく広く楽しまれていますよね。

そんな中、スクールへ体験会に来られた保護者からは意外な声があり…

子どもが小学生になって少しずつ裁縫に興味を持つようになったんですけど、私が一緒になって教えてあげることができなく、困っているところです。

こんな声をよくいただきます。
だけど、その子どものお母さんは裁縫が苦手でも、
「おばちゃんはどう?」
と子どもへ聞くと
「おばあちゃんと一緒に縫い物したことある!」
「おばあちゃんミシン上手〜」
「ミシンはおばあちゃんとしたことある!」
など、かなりの確率でおばあちゃんエピソードが登場します。

裁縫は指先を使うのはもちろん、完成をイメージしてそこから逆算していくので
幼少期に経験することとしては、とても価値のあることの一つだと思います。
ぜひ学校の家庭科を待たず、まずは難易度の低い小物から始めたり、手芸屋さんに行くと材料がセットになっているアイテムもたくさんあるので、一度覗いてみてもいいかもしれません。

教え方がわからないからおばあちゃんにお任せ。も悪くは無いですが、せっかくなのでお父さんお母さんも一緒になって3世代でソーイングを楽しむのも素敵な時間だと思います。

時間の過ごし方や時代の変化が大きく変わってく中で、
ソーイングは世代を越えてコミュニケーションが取れる身近なツールとしてこれからも在り続けますように。

【コラム執筆者】
鎌田健太郎

洋服のお直し業を経て、2016年株式会社ヴァレイ(縫製工場)へ入社
社内事業として「子ども洋裁教室」を立ち上げ、2021年に事業を法人化
現在、全国に10教室160名の生徒が在籍
その他全国各地にてミシンワークショップを随時開催中

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