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【子育てコラム】運動あそびとからだ⑥

2022年10月1日

運動会シーズン

すっかり肌寒くなりました。巷では運動会が開催されています。酷暑の中で運動会を行う事を考えればずっとマシですが、寒暖差に体がなかなか追いつかない方も多いと思います。また、運動会といってもまだまだコロナ禍のため、「体育参観」という形で実施されている学校もあると聞きます。午前の体育参観の後は、午後から通常授業…なんだかなぁとなってしまいますが仕方ない。早くちゃんとした運動会が開催できるようになる事を祈るばかりです。うちの子が通う保育園でも、1,2歳児の運動会はなし。わが子は現在1歳児ですので、この調子でいくと再来年か…早くわが子の運動会を見て涙を流して感動したいです笑。

かけっこ

運動会の定番メニューがかけっこ。子ども達からも「速く走られるようになりたい!」「どうやったら早く走られる?」と言われることがあります。既に運動会が終わった方もおられると思いますが、ホットな話題なのでポイントをお話します。

①腕は曲げたまま速くしっかり振る
②手と足が同じリズム


特に①に関して、往々にしてあるのは腕が伸びるケース。腕を後方に振った際に、腕が伸びてしまうと、推進力が失われます。腕を速く振ることもできず、結果的にスピードが落ちてしまう事になります。腕は曲げたままで走りましょう。

「土踏まず」ありますか?

ところでみなさんは「土踏まず」はありますか?「土踏まず」とは足裏にあるアーチ状のへこみの部分です。実はこれがかけっこの際の「バネ」になります。この土踏まずは足指を使うことで成長させることができます。効果的な運動として、かけっこや鬼ごっこはもちろん、ジャンプやケンケン、クマさん歩き(四つん這い歩行)、なわとびなどが挙げられます。「なんだそんな事か、だったら問題ないわぁ」と思っているそこのあなた。意外な落とし穴があります。それはズバリ「靴」です。

靴を侮ると後悔しますよ

大きすぎる靴をお子様に履かせていませんか?「すぐに大きくなるから大丈夫大丈夫―!」と言ってて、靴が脱げて、肩を強打して骨折した子どもを私は知っています。靴が大きすぎると、人間は自然と足指を硬化させます。足指が自由に動かないので、これでは土踏まずは育たない上に、足の骨格が歪み、外反母趾すら助長してしまう危険性があります。

「うちの子はピッタリの靴を履いているから大丈夫よ!」と思っているそこのアナタ!いくらピッタリの靴を履いていても、マジックテープタイプの場合、本当にお子さんはテープ部分をピンと張って止めていますか?もっと言えば、マジックテープ部分が甘くなってすぐに外れたりしていませんか?それは大きすぎる靴を履いている状態と同じになってしまいます。

この記事を読んでくださった方、是非お子さんの靴と履き方をチェックしてみてあげて下さい(^^♪

【コラム執筆者】
西本達郎

株式会社codomo 代表取締役。わんぱくキッズ体操教室 代表。
文学部→自動車関連企業(営業)→中高一貫校の先生(英語)→体操の先生。
子どもの未来を広げる活動実施中。

>> HP:わんぱくキッズ体操教室

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