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【子育てコラム】育休取るよ! と決めたら・・・

2022年10月1日

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平群町在住の赤松邦子です。
〝使命感のあるおせっかい〞で子育て支援活動を始めて25年が過ぎました。

産後パパ育休



赤ちゃんがきた!

2022年10月から育児介護休暇法が施行されます。内容については詳しくはここでは触れませんので、厚労省HPなどで調べてくださいね。育休取得についての課題は大きく二つ。一つは企業と父親間、もう一つは夫婦間の課題です。ここでは「夫婦で準備する育休取得」についてお話しします。

私自身の俯瞰した感性を大切に、父親へのおせっかい支援を展開してきました。私が様々な研修を受けて得る気づき、データ、エビデンスはパパママへ支援の視点が間違っていなかったことを確信してきました。育休取得についても「取れるなら取ればいい」のお気楽さはやや危険です。夫婦でしっかり話し合ってシミュレーションしてくださいね。

育休取得をすると決めたら


産後直ぐのママの心身がどうなるのかを学んでください。取得後の家に居る自分の役割を具体的に映像としてイメージしてください。この段階で育児・家事をする自分が浮かんでこない人は直ぐにでも育児家事スキルを身につけてください。家事育児ができないパパが育休を取ってもママの負担が増えてしまうことになります。育休がベストではなく毎日定時で帰宅してくれる方が嬉しいとのママの声もあります。

   

育休取得の時期は?


第一子出産の場合はママにとっても初めての育児。初めて同士でスタートを切ることがコツです。何回かに分けて取れる育休は先ずは迷わず産後直ぐに。ママ自身が予想以上の心身のバランスの崩れに戸惑ってしまい、産後鬱になる割合は10%。パパがママとの育児スキルスタート位置に早く着けるようにすることです。ママも里帰り育児を必要以上に長くすることは避けてくださいね。

育休取得をする理由


>> 奈良県「パパ産休プロジェクト」

言わずもがな、会社の育休取得率を上げるためではありません。育児をママの補助的な立場から主体的に関わるようにするとで、ママの産後鬱を回避し、自殺や子どもへの虐待防止になります。そしてパパにとって子どもやママとの絆作りになります。パパが育児参画している家庭ほど、子どもの数が多くなっているデータもあります。またパパにとっての育児の試行錯誤体験は、仕事の仕方や人への接し方への寛容性に変化が出るでしょう。
男性の結婚、子育てはライフステージの大きな節目。人生を楽しむ一つのステージと捉えて他者任せにしない生き方をしていただきたいです。

次回は、驚愕のデータ「女性の愛情曲線」についてお伝えします。
奈良県HPからの「パパ産休プロジェクト」のYouTube動画で予習していてくださいね。


<気づいたときが 変わりどき>ですよ。

【コラム執筆者】
赤松邦子

1959年生まれ 孫二人
NPO法人パパちから応援隊代表
奈良県こども子育て応援県民会議 会長
なら子育て応援団 団長
2010年 母子保健奨励賞
2019年 あしたの奈良 表彰

>>プロフィール:HISTORY

>>NPO法人パパちから応援隊HP

>> Instagram:@kuniko_akamatsu

>> Facebook

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