【子育てコラム】起業して良かった事
2022年11月1日
脱サラをして、地域で起業して良かった話です。
一番良かったのは、働く場所と自宅の距離が近いので、家族と過ごす時間が毎日持てる事です。
一人で過ごすことが元来好きな私ですが、起業でしてからは家族と過ごす時間が一番幸せな時間となりました。
そんなに早くには帰れませんが、遅めの夕ご飯を家族で食べています。
当たり前のことと感じる方と、難しいよね、と感じる方、両方いると思います。
改めて、毎日の夕ご飯を家族で食べると何が良いかを考えました。
①手作りのご飯を皆で食べる
②今日一日の出来事を皆で話合える
③皆で話すことで、何でも話せる家族になれる
私が感じたのはこの3項目でした。
私が起業する前は、スーパーで買った出来合いの物や、外食に出かける事が非常に多かったです。
節約という意味合いもあるかも知れませんが、今では月に95%以上は手作りのご飯を食べています。
そして残り5%で出来合いのものや、外食を取り入れます。
そうすると、出来合いや、外食のものは味付けがしっかりしていて、塩分が多い事が分かりました。
そしてこれはそのまま子どもと「食」について学べます。
知っていることも勿論ありますが、昨今の食の事情も目まぐるしく変わっていっております。
子どもが食べる給食の話しも度々出てきますが、ここで気づかされるのが、我々が育っていた30年前の給食事情と、さほど変化がない事実です。
これは非常に残念な話しであります。
食だけではなく、学校そのものがまるで取り残されたような、「昭和」を醸しています。
これは「子育て」に置いて、非常に重要な要素です。
私たちが、時代の移り変わりを見て、経験して、子どもに話しても、学校は割と「昭和」なままの教育スタイル。
ですので、私は子どもにはっきりと言ってます。
「先生のいう事は話半分で聞いておけ」と。
もし、私が夕ご飯を家族で食べる時間の無い仕事のままなら、子どもとこのように向き合えるような関係が築けていたか、疑問ですね。
家族で毎日夕ご飯を食べる。
簡単なようで、難しかったサラリーマン時代。
これが出来るだけでも、起業して良かったと思います。
【コラム執筆者】
今井 匡
1979年 香川県で産まれ、10歳まで過ごし20歳まで広島県で過ごし、そして満を持して奈良県に上陸。身についた特技は特になく、カメレオンのように過ごし、雪丸茶屋の店主となる
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