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【子育てコラム】伝え方はいつもシンプルに

2022年11月1日

こんにちは!
ミシンの先生のけんたろう先生です。

>> 前回のコラムでは「ソーイングは世代を越える共通言語」をテーマに世代が違っても身近なコミュニケーションツールとして共通言語が多いソーイングの魅力をご紹介させていただきました。

さて今回のテーマは「伝え方はいつもシンプルに」です。

今回のテーマに至ったきっかけは意外にも”ひも通し”
普段、子どもたちにミシンや手縫い、洋裁道具の使い方などを伝えている中で、意外に伝えることが難しいのがひも通しなんです…^^;
ひも通しは体操袋やコップ袋など入園入学グッズのアイテムには必須で登場するソーイングの基本的な技術です。

何か袋物を作ってそこにひもを通すときは、通し口の中にひもを通していくのですが、外から見ると生地の中でひも通しがどんな動きをしているか分からず、もう子どもにとっては手品状態…
見えない部分を言葉で説明するのは至難の業…



そこで!
ひも通しの原理を子どもでも理解できるよう、透けている生地を使って(参考画像)実際に生地の中でどんなふうにひも通しが動いているかを試したところ、見事に小学1年生でもスイスイひも通しができるように!

そこで感じたのが、ひも通しと同じように普段大人からは見えている事でも子どもにとってはどういう意味や意図か理解できないから、間違ってしまったり本来の意図から離れてしまう事って日常に溢れているな?と感じました。

そんな時こそ子どもの目線に合わせて、何がお互いの間で壁になっているか?
伝わりにくくしている物はなにか?


それを確かめ合いながらコミュニケーションを取っていくと、自ずと多くの言葉を使わず伝えたいことが子どもにもシンプルに伝わるようになると思います。

もちろんひも通しも途中で抜けてしまったり、中々ひもが通らないこともしばしばで…^^;
子どもたちも同じで、根気が必要だったり伝え方を変えたり工夫が必要だと思います。

それでも伝え方はいつもシンプルに

試してみてはいかがでしょうか?

【コラム執筆者】
鎌田健太郎

洋服のお直し業を経て、2016年株式会社ヴァレイ(縫製工場)へ入社
社内事業として「子ども洋裁教室」を立ち上げ、2021年に事業を法人化
現在、全国に10教室160名の生徒が在籍
その他全国各地にてミシンワークショップを随時開催中

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