【子育てコラム】運動あそびとからだ⑦
2022年11月1日
恐怖体験
いきなりすみません。みなさんは恐怖体験をされた事はあるでしょうか。先日、ついに遭遇してしまいました。うちの家族は妻と2歳の息子の3人暮らし。寝室では3人川の字でお布団を床に敷いて寝ています。誰もが寝静まった深夜の外から、子どものすすり泣く声が聞こえて「はっ!」と目が覚めました。
最近様々な事故が世の中で起きています。息子が寝室のドアトリック(ノブだけ180度向き変えて開けにくくしている)破り、玄関も巧みにロック解除して出て行ってしまったのではないか。急いで息子の存在を確認すると、本人はすーぴーすーぴーと横におりました。ホッとするも束の間、やはり子どもの声が聞こえる。起き上がって窓を開けるも誰もいない。そこでハッと気付きました。「この寝室から聞こえている!」。今一度、耳に全集中してようやくわかりました。子どもの声の正体は鼻の詰まった妻のイビキでした。
運動会が終わりましたね
巷の運動会の賑わいも11月に入るとすっかり収まりましたね。10月の週末は比較的天気に恵まれ、無事開催できたところが多かったと思います。少なからず良い思い出ができたのではないでしょうか。幼稚園や保育園では、運動会後によく景品が園から与えられます。今年は子ども達に何をあげようか、と園は毎年保育用品カタログをにらめっこします。よくある景品の1つが「なわとび」です。この縄跳びが曲者で、多くの幼児がうまく跳べずに困って投げ出すといういわくつきの運動アイテムです。そこで今回は縄跳びができるようになるポイントを2回連続でお伝えします。
なわとびに種類がある理由
なわとびには主に写真の2種類があります。縄タイプは幼児などの初心者用、ビニールタイプはある程度跳べる人用です。初心者に縄タイプがよい理由は、
①太いので目で追いやすいから
②縄が重いので縄の位置を手から感じやすいから
です。このため、小学生のお子様でも連続跳びが難しいのであれば、是非縄タイプに立ち返ってみて下さい。とはいえ、実は市販の「縄タイプのなわとび」がめちゃくちゃ少ないんです。理由は生産コストが高い事と、ボリュームゾーンが小学生だからだと推測します。悩ましいです。
縄の長さ
縄の長さは、縄を持ちながら両足で踏んで、ピンと張った時に、「胸の少し下」くらいに持ち手がくるのがちょうど良いです。
「縄跳び」ではなく「縄あそび」から
まずは縄でいろいろな遊びをさせてあげることが大切。いきなりぴょんぴょん跳ばすのではなく、ヘビさんやしっぽ取りゲーム、縄で作った水たまりジャンプなど、縄をいっぱい触って遊ぶ事から始めるとよいです。次回のコラムで前回しのコツ、連続回しやあや跳びのコツをお伝えします。寒くなりましたので、みなさん暖かい格好で寝て下さい。くれぐれも鼻を詰まらせてイビキをかかないように。
【コラム執筆者】
西本達郎
株式会社codomo 代表取締役。わんぱくキッズ体操教室 代表。
文学部→自動車関連企業(営業)→中高一貫校の先生(英語)→体操の先生。
子どもの未来を広げる活動実施中。
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