【子育てコラム】ウェルビーイング
2023年2月1日
こんにちは。「体操の先生」のたっちゃんです。
焚き火をしてきました
みなさんは焚火をした事はありますか?先日吉野の下市で焚き火をしながら、小学生・中学生・高校生と一緒に、海外の話や仕事のお話をしてきました。私を含め海外生活経験のある大人3人が子ども達に、海外の行き方や物価の違い、文化の違い、話者が見舞われたトラブルなどをお話して、最後に子ども達の方からアウトプットしてもらう、という流れでした。内容はさておき、皆さんにお伝えしたいのは、焚火は最高!ということ。
火の揺らめきは、それを見るだけで癒しの効果があると言われています。俗に「1/fゆらぎ」(エフぶんのいちゆらぎ)と呼ばれていて、人の心臓の鼓動とリズムが同じなため、リラックスできると考えられています。不規則に木が爆ぜる音もまたいいんですよねぇ。街の喧騒から離れ、デジタルデトックスもできました。焚き火を囲んで、コーヒーを飲みながら気の合う仲間とお話。そんな機会を求められてはいかがでしょうか?
自殺を防ぎたい
上記のイベントをなんとなく主催した訳ですが、真の目的は「自殺を防ぐ事」と進行中に気づきました。体操教室では低学年までの子が比較的多いため、「とにかく一生懸命頑張る!」「今よりも強くなってやろう!ていう気持ちがある子だけが成長するんだ!」と熱く伝えている訳ですが、実はジレンマもありました。なぜなら、その気持ちだけで生きていくと、本当に「潰れて」しまう事があるからです。自殺する人は、往々にして責任感があって、親や他人に迷惑をかけないでいようという人たちが多いです。相談できず、結局自分が全部背負いこんでしまう人。本当は逃げたらいい。ヤバいと思ったら逃げたらいい。逃げることで逆に成長できる。そんな事を高学年以上の子たちに伝えていきたいと思っています。
いやがる息子
体操の先生ができる事
大それたことを言いますが、親子体操は自殺を防ぐ1つのツールだと思っています。子どもが悩みを持った時、親にそれを話すことができるかできないかは大きな分岐点ではないでしょうか。気兼ねなく悩みを話すことができる関係を構築することがキーなのは言うまでもありません。幼児期の親子体操は、子どもの運動能力を向上させるだけでなく、スキンシップを通して親と子が真につながる事にこそ意義があります。スキンシップを通して親のぬくもりを感じ、それが当たり前に行われているうちに、やがて身体は大きくなり(小学生になるともはや重くて親子体操できない…)、スキンシップが会話に発展していくでしょう。だから私の使命として、これからも親子体操を行っていこうと思っています。次回は、実際の親子体操を紹介しようと思います。キャラと違って真面目な話になってしまった。
【コラム執筆者】
西本達郎
株式会社codomo 代表取締役。わんぱくキッズ体操教室 代表。
文学部→自動車関連企業(営業)→中高一貫校の先生(英語)→体操の先生。
子どもの未来を広げる活動実施中。
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