【子育てコラム】みんなできるよ!絵画作品の応募
2023年10月2日
こんにちは、アートコミュニティもりのいりぐち主宰の森野ゆかりです。
今回のタイトルは「みんなできるよ!絵画作品の応募」です。
ハードル高いよ、と思われましたか?いくつかの手順を整理することでできちゃうんです。
手順1)応募先を決める
どんな絵をどんな大きさで描いて、どんな方法で送るのかの選定です。
園や学校で募集されている場合は二学期の始まるタイミングで持って行くスタイルが一般的でしょう。
テーマは毎年おなじ場合も多いですので対策も立てやすいです。
もしくはインターネットで探します。こちらの場合は画用紙の大きさやデジタル絵等に注意します。また、郵送かデータ送付か持ち込みかも選ぶポイント。子どもの好きなテーマで探したり、夏休みにとらわれない締め切りなどが魅力です。
手順2)子どもをその気にさせる
手順2にして一番の難関です。どんなに誘ってもなかなか描き始めなかった経験のある方も多いかと思います。いくつか方法があります。
・新しい道具を買ってみる
キラキラとしたラメが配合されている絵具や、きれいな折り紙。参考となる図鑑や本。触るだけで、見るだけで興味をひくものをならべると動き出すことがありました。
・賞品を伝える
もれなく参加賞があったり、受賞すると図書カードやQUOカードがいただける場合もあります。要項は子どもたちの目には入りづらいので伝えます。
・本人が好きなものを描けるようにする
描くことがわからなくて手が動かないこともしばしば。今年はこの手法をとってみました。
6年の息子は平和ポスターの課題がありました。どんな絵を描こうとしているのかと聞いてみたら「無難に鳩かな~。二羽で向き合ってる感じ」と。
しかし、動物が好きではない息子。「好きじゃないものは描きたくないのでは?君が好きなものはなに?」と確認したところ「戦車とか、乗り物かなー」との返事。そこからイメージがわいたようでこんな作品となりました。
また4年の娘は好きな海の絵のコンクールに応募しました。「今年泳いだ時にどんなことがしたいって言ってたかな」と記憶をたどってもらいました。「いいゴーグルとシュノーケルがほしい!!」から気持ちが盛り上がり、こんな作品が出来上がりました。
道具や情報、そして子ども自身が興味のあるものを絵にする。それができたら一歩進めるような気がします。
手順3)応募する
最後は応募です。郵送の場合、特別な道具が必要な気もしますが、じつは意外と簡単。ペットボトル大2本と布テープを用意してくるくるとまいた作品を入れて宛先を書いた紙をはりつけて郵便局に持ち込みます。300円で送ることができました。
いかがでしたでしょうか。作品応募へのハードルが少しでも低く感じられたら幸いです。
インターネットで応募先を探すのも、子どものモチベーションをあげるのも、郵送するのも1手間どころか3手間ですが、画用紙に集中している真剣な様子や出来上がりをしばらく家庭で眺めるのもなににも変えられない瞬間です。
インターネットでの作品募集はいろんなタイミングで行われていますので是非探してみてください。地元の応募先を見つけられるのも良いかなと思います。
【もりのいりぐちで羽休め:参加者募集中】
活動日:主に第2・第4水曜日の10:00~12:00
対象:学校に行きにくさを感じている小中学生とその保護者
料金:1人2,000円
(ご家族2人3,000円)
会場:アーティスト・イン・レジデンス
『SPACE DEPARTMENT』
奈良市平松1丁目27-12
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(近鉄尼ヶ辻駅徒歩10分)
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【コラム執筆者】
森野ゆかり
東京の広告代理店でデザイナーを経験。写真と似顔絵とデザインが現在の主な仕事。デジタルとアナログをいったりきたりしながら、2人の子どもとアートな暮らしを模索中。
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