【子育てコラム】お家の方はサポーター
2023年12月25日
〇お子さんは夢がありますか?
こんにちは。
普段は子ども達に体操指導を行っている、いずぴー先生こと泉尾です。
いきなりですが、みなさんのお子さんは将来の夢を持っていますか?また保護者の方は、子どもだった時に夢を持ってましたか?
かくいう私は正直将来の夢はなく、大人になりました…。
実際に「将来こんなお仕事がしたい」「あんなふうになりたい」と、将来の自分を想像してる子どもはどれくらいいるでしょうか。
体操教室でも大きくなったら何になりたい?と質問したことがあります。
熱く夢を語る子、恥ずかしくて言えない子もいますが、「わからない」「別にない」と答える子どももいます。
私自身は「保育士」→「体操の先生」として勤務していますが、子どもの時は想像もしていませんでした。
私は小・中学校時代は勉強もせず遊んでばかりでした。高校進学はスポーツ(ソフトテニス)がしたいという理由で学校を選びました。
高校卒業時は「今は働きたくないから!」を一番の理由に大学進学を決め、「子どもが好き」という理由だけで保育の大学を選びました。大学を卒業し、無事に保育士資格を取得し、その資格を活かして働き始めました。
確かに「子どもが好き」という気持ちは小学生の頃から持っていましたが、そこから自分が保育士として働き、転職して体操の先生になるなんて考えてもいませんでした。
〇価値観を知ろう
私の子どもは幼児期はお菓子屋さんになりたいと夢を語り、クッキー作りにハマっていました。材料を買い出しに行き、実際に作り、家の中は小麦粉で真っ白。肝心のクッキーは焼き過ぎで真っ黒に笑。
しかし今では1人で作ることができます。その甲斐もあってか、小学校に入ってからも休みの日には晩御飯を作ったりと、クッキングを楽しんでいます。
今はクッキングを楽しんでいる娘ですが、クッキングだけでなく、もしかするとクッキングのSNSや情報発信に興味を持つかもしれません。素材そのものに興味が出たり、人に喜んでもらうことに嬉しさを見出すかもしれません。
しかしそれは実際の「体験」があってこそです。体験を通して、子ども達は自分の「価値観」を形成します。その価値観を知る事が、将来の方向性を知る一つの大きな道しるべとなります。
〇お家の方はサポーター
子どもの視野には限界があります。子どものその狭い視野を広げてあげるために大切なのは、保護者の方のチカラです。保護者の方がサポーターとなって、色々な体験ができる機会を設けてあげることが、お子様が将来の「幸せ」に繋がると思います。
とはいえ、保護者の方の多くは平日はお仕事、土日は掃除洗濯といった家事に追われている方も多いかと思います。あくまでご自身の身体が許す範囲で、お子様の体験のセッティングをされてはいかがでしょうか。
一緒に子ども達を育てていきましょ!
【コラム執筆者】
泉尾成紀
保育士として約10年間勤務→わんぱくキッズ体操教室(株式会社codomo)に入社。
わんぱく体操教室の講師として子どもの未来を広げる活動実施中
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