【子育てコラム】一月だから墨あそび
2024年1月1日
こんにちは、アートコミュニティもりのいりぐち主宰の森野ゆかりです。
2024年が始まりましたね。今年はどんな一年にしたいですか?
そんなことを考える間もなく、家事や子育て、お仕事に忙しく毎日過ごされているでしょうか。。。
もりのいちぐちで羽休めでは毎年一月に「今年の一文字」を書くことにしています。
一月だから墨あそび、です。
学校の宿題のような書初めではないのがもりのいりぐち流。楽しく自分を表現していきます。今回は、どんなふうに進めているのかご紹介。
また、コラムのおしまいには未就園児さんでもできる墨あそびのコツに触れてみます。
■用意するもの
水・墨汁・小さく切った半紙・割りばしや爪楊枝、綿棒、木の枝など
★アレンジ素材
のり、はさみ、扇子、色紙、いろがみ、朱肉、はんこ
■あそび方
①木の枝や割りばしに水を多めに含んだ墨汁をつけて、半紙にいたずら書きをしていきます。
水玉のてんてんをつくってみたり、横に細い線を書いてみたり、濃い目の線、水をたくさん含ませてぼかした点。ぐるぐるのうずまきなんかも楽しいです。
4~5枚あそんだらウォーミングアップは完了。(これもりっぱな素材になります!)
②今年の一文字を書いてみます。左手を使ってみたり、道具を変えてみたり。上手く書こうとせずにあそびながらがポイント!
読めないくらいの方が自分だけのおまじないのような気もして楽しいかもしれません。いろんな言葉も頭に浮かぶはず。それもどんどん形にしていきましょう。
「今年の一文字」をきめるのはアレンジの瞬間。この時には浮かんだ言葉をおもしろがります。
③扇子や色紙に貼り付けていきます。ここにも一切きまりはないです。コラージュするように、①と②の作品をならべていきます。
時には文字も模様も細かくきったりしてもおもしろいかもしれません。
基本のあそび方は以上です。一時間もあれば素敵な作品がたくさん出来上がることでしょう。
そして出来上がったものを目につくところにかざったり、扇子などは日常づかいすれば新年の想いを何度でも感じることができます。
ちなみに私の今年の一文字は「点」でした。
4人家族ですので、部首の「れんが」の点をひとりひとりにみたててひとつの文字にする。。。なんて事を想いながら書きました。なんでもいいんです、こじつけです。
自分だけにわかる表現にチャレンジしてみてください。
そして最後に。
未就園児さんたちももちろん墨あそびは楽しめます。その時には小さなカップに少しの墨汁をたらしてください。割りばしやプラスチックスプーンなどで同じように線や点を書いてみたり、好きなお絵かきを楽しんでもらってください。
いつもとは一味違った作品に出会えますよ。
【もりのいりぐちで羽休め:参加者募集中】
活動日:主に第2・第4水曜日の10:00~12:00
対象:学校に行きにくさを感じている小中学生とその保護者
料金:1人2,000円
(ご家族2人3,000円)
会場:アーティスト・イン・レジデンス
『SPACE DEPARTMENT』
奈良市平松1丁目27-12
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(近鉄尼ヶ辻駅徒歩10分)
・LINE公式アカウント「もりのいりぐち」
・下記Facebookからもお気軽にお問合せください。
【コラム執筆者】
森野ゆかり
東京の広告代理店でデザイナーを経験。写真と似顔絵とデザインが現在の主な仕事。デジタルとアナログをいったりきたりしながら、2人の子どもとアートな暮らしを模索中。
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