【子育てコラム】ぐっと堪えて待ってみませんか?
2023年12月18日
こんにちは!
ミシンの先生のけんたろう先生です。
>> 前回のコラムでは、「いつから始める?子どもの習い事」をテーマに
・何才ぐらいから?
・どんな習い事を?
・どうやって決めているの?
この3つの問に、私の経験上のお話をさせていただきました。
今回のテーマは
ぐっと堪えて待ってみませんか?
これは私自身も小学6年生の息子を持つ親として、普段から気をつけていることでもあります。(でも、なかなかできなかったり…)
息子はサッカーを習っていて、私も子ども時代にサッカーを習っていたので、ついつい先回りをして、口を出してしまうことがあります。
そんな時にいつも心がけているのが「待てる親になること」
普段、子ども洋裁教室では体験会の時のみ保護者同伴で体験レッスンを行うのですが、一番親子の関係性が垣間見える場面でもあります。
絶対とは言い切れませんが、主体性がある子どもの保護者は基本的に、子どもがしていることに口を出しません。
子どもを信頼している。もしくは「待ってくれている」それのどちらかです。
逆に子どもが受動的で、窮屈そうな子どもの保護者は、常に口が出ていたり先にやることを言ってしまうパターンが多いなと感じています。
それに加えて、子どもはとってもやり辛そう….
習い事には先生が付き物なのでどうしても、
「先生の言うことを聞くんだよ」
「先生にあいさつは?」
などと親の方が先に押さえつけてしまう場面にもよく出会います。
どんな習い事でも先生は
「楽しく」
「のびのびと」
「自分の力」
「試行錯誤」
こういう力などを、習い事を通じて身につけてほしいと願っているはずです。
そのためにはまず子どもが自然体でいられて、自分を出せることがなにより大切だと私は感じています。
習い事に限らず子どもは日々いろんな発見や出会い、チャレンジと失敗を繰り返しています。
外から見るとあまり変化がないように見えたりする時もあるかもしれませんが、それは大人も同じことだと思います。
子どもがチャレンジしている時につい口が出そうになったら、ぐっと堪えて待ってみませんか?
生き生きとした子どもの笑顔が返ってくるかもしれません(^^)
【コラム執筆者】
鎌田健太郎
洋服のお直し業を経て、2016年株式会社ヴァレイ(縫製工場)へ入社
社内事業として「子ども洋裁教室」を立ち上げ、2021年に事業を法人化
現在、全国に13教室240名の生徒が在籍
その他全国各地にてミシンワークショップを随時開催中
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