【子育てコラム】子どもの未来を広げましょう!
2024年3月25日
こんにちは。
普段は子ども達に体操指導や陸上競技指導、けん玉の普及活動を行っている、
しんちゃん先生こと瀬口です。
3月になり卒園式や卒業式のシーズンですね!
私は関わらせていただいた子どもたちが卒業するときに必ず伝えていることがあります。
それは「諦めずにチャレンジすること」です。
これは、わんぱくキッズ体操教室の理念でもある
「子どもの未来を広げる」に繋がっています。
「子どもの未来を広げる」とは、健康な体であることとチャレンジ精神を育てることで、
子どもが「やりたいこと」を見つけた時に取り組むことができるように
大人が準備を整えてあげることだと思っています。
健康な体を維持するため、スポーツを楽しむことは適切です。
スポーツを通じて運動能力はもちろん空間認知やバランス感覚、
動体視力などの事故やけがを防ぐために必要な能力を得ることができます。
また、スポーツの種類によっては相手を思いやる気持ちなど
社会性を学ぶこともできます。
チャレンジ精神を育てるには「今できないこと」に挑戦して
「やってみたらできた!うれしい!」という成功体験を通じて、
まずはチャレンジする気持ちを持ってもらうことがとても大切です。
「できないこと」は世の中にたくさんあります。
それをやる前から諦めてしまわずに「まずはやってみる」ことや
「失敗してももう一回やる」「次はどうすればできるようになるか」などと、
子どもたちなりに考え、自ら取り組んでいく経験が
「諦めない心」を育てていくと思います。
「健康な体」と「チャレンジ精神」を持つことができれば
おおげさな例えではありますが、子どもが大きくなった時に
「海外に住みたいけど、体の調子も悪いし外国語もできないから諦めよう」ではなく、
「海外に住みたい!体も動くし大丈夫!外国語はできないけど今から勉強しよう!何事もやってみよう!」と考えることができれば、
なんでも行動に起こすこともできるはずです。
これは「子どもの未来を広げる」ことになっていると思います。
さて、「子どもがチャレンジ精神を持つことはとても大切!」と書いてきましたが…
大人の方々はチャレンジできていますか??!
大人になるとチャレンジする機会は減ってしまいます。
時間もないし、なにより他人に不恰好なところは見せたくないという恥じらいがありますよね。
私は子どもたちに「チャレンジしよう!」と言っている手前、
「チャレンジ」を心がけています。
新しいことにチャレンジしていった結果、けん玉にハマっていき、
トリックがどんどんできるようになって、
なんと…けん玉先生になることができました!!
子どもたちに「できるところ」ではなく
「頑張っているところ、努力しているところ」を見せてあげて
「大人だってチャレンジしているんだよ!」と伝えることができれば、
子どもたちもチャレンジしてみようとしてくれるのではないでしょうか。
ぜひ皆さんもチャレンジ精神を忘れずに
子どもたちとの時間を過ごしていただけたらと思います!
これで今年度のコラム執筆はおしまいになります。
初めてのコラム執筆はわからないことだらけでしたが、
文字にすることで自分の理解を深めるとてもいい機会になりました。
1年間ありがとうございました!
【コラム執筆者】
瀬口真司
1992年 大阪府生まれ。中学〜大学卒業まで10年間陸上競技に取り組む。
天理大学卒業後、スポーツ用品の小売店にて7年半勤めたのちわんぱくキッズ体操教室(株式会社codomo)に入社。
わんぱくキッズ体操教室の講師として子どもの未来を広げる活動を実施中。
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