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【子育てコラム】兄弟や姉妹じゃなく、一人一人に目配りを

2025年1月24日

こんにちは!
ミシンの先生のけんたろう先生です。

前回のコラムでは、 「一息早めにほめるコツ」というテーマで
子どもが何かできるまで待ってほめるのではなく、
少しほめるタイミングを早めてみては?というお話しをさせていただきました。

さて、今回のテーマは
兄弟や姉妹じゃなく、一人一人に目配りを

私が運営する子ども洋裁教室でも兄弟や姉妹で通っている家庭がいくつかあります。
その中で日頃から心がけていることの一つが今回のテーマです。

兄弟や姉妹だと、どうしてもお兄ちゃんの◯◯くん、弟の◯◯くんというふうにその子自身の前に兄弟がくっ付いてきてしまいます。

実際私は4人兄弟の末っ子で、姉が3人います。
昔、末っ子長男姉3人というV6の岡田さんが主演のドラマがありましたが、
幼いながらに当事者目線でドラマをみていたのが懐かしいです…^^

躾の場面だけじゃなく、日常的に「お兄ちゃんなんだから…」「お姉ちゃんなんだから…」とつい声をかけてしまいますが、
当事者の子どもはそれ以上に兄弟で括られることに実はとても敏感です。
尚且つ子どもはそのことに納得していないことがほとんどです。
しかも、大人としては兄弟を平等に扱っている意識はあるものの、
ほとんど子どもには伝わっていません。

普段子ども洋裁教室のレッスンで私が兄弟に対して心がけていることは 「絶対に比べない」レッスンの過程も結果も全て比べません。
兄弟自身で競っている場合は例外ですが、それ以外は一人一人が主役です。

それと年齢もあまり気にしないです。
◯年生だから…
◯年生なのに!すごいね!
学校でも習ったよね?
このような言葉も使いません。

その子自身が今向き合っている事に兄弟も年齢も関係ないからです。

例え年齢的に学校の授業で習っている事であっても、
環境と伝える大人が違えば伝わり方は180度変わります。

頭では理解しつつも、日々の暮らしとなるとそんな簡単に子どもとのコミュニケーションは変えづらいかもしれませんが、
たまには子ども目線になって接することも大切ではないでしょうか。

【コラム執筆者】
鎌田健太郎

洋服のお直し業を経て、2016年株式会社ヴァレイ(縫製工場)へ入社
社内事業として「子ども洋裁教室」を立ち上げ、2021年に事業を法人化
株式会社ヴァレイソーイングジャムを設立
現在、全国に20教室300名の生徒が在籍
その他全国各地にてミシンワークショップを随時開催中

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