【子育てコラム】絵本の読み聞かせで得られるもの
2023年2月1日
自分の心を満たすにはどうしたらよいと思いますか?
こんにちは、EQ絵本講師®冨永です。
>> 前回1月の子育てコラムの最後で「まずは親であるわたしたちが自分自身を大切に、いつも自分の気持ちを満たすことをやってみて下さい」とお伝えしました。
自分の心を愛情や感謝、安心感や幸福感でいっぱいにするには、具体的に何をしたらよいのかについても、私は『絵本を読むこと』をおすすめいたしました。
親子で絵本を楽しむことで、親も子も温かい優しい感情で心が満たされて、その時間は幸せな記憶となって親子でずっと共有されていきます。これから先何か困ったことが起こったり悩んだりしたときも、この幸せな記憶が前に進む力となっていきます。子どもにとって親からの愛情=自分は愛されているという自負は高い自己肯定感につながり、他者への思いやりの気持ちと行動を促します。それは『誰からも愛される、応援される人になる』ということでもあります。それは、親御さんの願いなのではないでしょうか。
だからこそ絵本を読んでほしいのですが、実は私が絵本をおすすめする理由は、こんな壮大な未来への希望・親子の絆・愛につながること(すごく大事なことではありますが)よりもまず、もっと親御さんに寄り添って率直に言うと親である自分自身の子どもに対する罪悪感が消えたり小さくなることをお伝えしたいからです。
本当は優しくしたいのに、怒りたくないのに、もっと抱きしめてあげたいのに、感情的になっちゃう。怒っちゃう。イライラする。モヤモヤする。こういった負の感情を一番大好きな相手にぶつけてしまう。そんな自分がイヤで自分を責め、自己嫌悪になり・・・。こういう状態は多くの親御さんが経験済みなのかもしれません。
そんな負のスパイラルに終止符を打つのが絵本の読み聞かせだとしたら、この時間をつくってみたくないですか?
絵本の読み聞かせで実際に負の感情が小さくなり、笑顔が戻る体験をしてみてほしいです。
今日はこの絵本をご紹介します。
『おかあさんはね』
エイミー・クラウス・ローゼンタール 文
トム・リヒテンヘルド 絵
高橋久美子 訳
(マイクロマガジン社)
子どもへの無限の愛情。健やかにずっと幸せであってほしいという親の願いが、この一冊に詰まっています。もちろんお子さんに読んであげてほしいですし、自分で自分のために読むのもおすすめです。
余談ですが私はこの絵本を読み、受験生の母として子に伝えたい思いが湧き上がって涙がこぼれました。ガミガミ言わず信じて見守る最高の応援者であろうと思います。
絵本の読み聞かせにどんな効果があるのか、絵本の読み聞かせでもっと楽に楽しい子育てができるように、『心が育つIQ絵本講座』は親御さんを笑顔にする講座です。絵本の読み聞かせの素晴らしさを体感してみてください。
【コラム執筆者】
(財)絵本未来創造機構 EQ絵本講師® 冨永有季
高校生2人の母。自宅保有絵本1,800冊。絵本子育てを実践し子どものIQ・EQ値(脳と心)が伸びることを実感。絵本の力でママからhappyに!『心が育つIQ絵本講座』開催中
>> EQ絵本講師®冨永有季LP
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