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【子育てコラム】自分で作れば自分で直せる

2023年3月1日

こんにちは!
ミシンの先生のけんたろう先生です。

>> 前回のコラムでは「ふとした瞬間の成長」をテーマに私の息子話を取り上げて子どもの成長についてご紹介させていただきました。

さて今回のテーマは「自分で作れば自分で直せる」です。

このテーマは私が運営している子ども洋裁教室でも子ども達へ一番伝えたいテーマの一つでもあります。

何かを「作る」において、子どもほど創造力がある人間はおそらく存在しないのでは?と、思うほど子ども達は常に何かを作りたがっています。
大人から見ると「ん??」と思うものでも子どもは作り上げた達成感に満ち溢れている光景は日常でもよく出会いますよね^^;
(こ、、これどこに飾るの?…というようなものを)

何かを「作る」ことで頭の中で完成をイメージしたり、手先や体を使って何かを作ることは、子どもの成長にとって良いことだらけという事は皆さんもご存知の通りだと思います。

今回はそこに「直す」をプラスしてみては?というお話です。

自分で作ったからこそ、それを大切にしたり、誰かにプレゼントしたり、いろいろな発想が生まれてくるものだと思います。
当然ものなので時間が経つと壊れたり、使っていると傷がついてしまったり…
形を保つのも難しくなるときだってありますよね。

そういう時は是非一緒に「直す」ことにも寄り添ってあげてください。
「直す」には「作る」にはない発見や制約、発想力などが必要になります。

単純に壊れたところをテープで止めて…
それでもいいんですが、それではもったいない!
せっかく直すのだから、
もっと頑丈な作りにしよう!
機能を増やしてみたら?
また壊れないためにはどうしたらいいと思う?

など…
声掛け一つで子どもの引き出しが一つ二つと増えていきます。

このようなふうに0から作る時は何の制約もなく「作る」作業だったのが、「直す」ときはある程度制約がある中で想像力を使って完成まで子どもは頑張ります。

0から作ることも大切ですが、自分が気に入ったものを「使い続ける」ためには必ず「直す」「直せる」ことを知っておくことも大切だと私は思っています。

何より、大人の皆様にも通ずることではないでしょうか?

【コラム執筆者】
鎌田健太郎

洋服のお直し業を経て、2016年株式会社ヴァレイ(縫製工場)へ入社
社内事業として「子ども洋裁教室」を立ち上げ、2021年に事業を法人化
現在、全国に10教室160名の生徒が在籍
その他全国各地にてミシンワークショップを随時開催中

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