【子育てコラム】もう少し今を楽しんでみては?
2023年4月1日
こんにちは!
ミシンの先生のけんたろう先生です。
>> 前回のコラムでは「自分で作れば自分で直せる」をテーマにいつもの「作る」という視点から少し変えて、その後の「直す」や「使い続ける」世界のお話をご紹介させていただきました。
さて今回のテーマは「もう少し今を楽しんでみては?」です。
前回はものを作った後のそれを「使い続ける」ために「直せる力」が大切。というお話だったので、前回のお話にも通ずることがあると思います。
私が運営している子ども洋裁教室では、入会前に保護者へ簡単なアンケートに答えて頂いていてその内容の一つに「習い事はいくつしていますか?」という質問があります。
学年にもよりますが、平均で3個〜4個の回答が一番多いです。
習い事といっても、一昔前では無かった分野の習い事も増え、選択肢も増えているからこそ3個〜4個も掛け持ちで習い事に通う家庭が増えているのではないかと私は考えています。
(子ども洋裁教室もこれまでに無かった習い事の一つですが…^^;)
その中で体力を付ける為、学力を付ける為など保護者としては「理想の目的」に近づける為に習い事に「通わせている」ことが多く、本当に子どもが今よりもさらに生き生きと「今を生きれる」為に習い事を選んでいる家庭は正直少なく感じます。
平日学校から帰ってきてそのまま習い事へ直行や土日は一日中習い事など珍しくない中で、たまにでもいいので子ども達へ
「今楽しい?」
この問いかけをしてみてはいかがでしょう?
その答えの先に子どもとの接し方や距離、家族のカタチも見えてくることもあると思います。
もちろん何事も続けてきた先にしか見えない世界もあります。
そのために「続ける」ことはとても大切です。
それと同時に「今」楽しいと思える世界の中で時間を過ごすことも大切です。
時間が経てば経つほど家族と一緒に過ごす時間は減っていくものです。だからこそたまには肩の力を抜いて「今楽しい」という方角へ進んでみるのもいいのではないでしょうか?
【コラム執筆者】
鎌田健太郎
洋服のお直し業を経て、2016年株式会社ヴァレイ(縫製工場)へ入社
社内事業として「子ども洋裁教室」を立ち上げ、2021年に事業を法人化
現在、全国に13教室220名の生徒が在籍
その他全国各地にてミシンワークショップを随時開催中
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