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【子育てコラム】変わらないものってなんですか?

2023年6月19日

こんにちは!
ミシンの先生のけんたろう先生です。

>> 前回のコラムでは「自分の好きを大切に」をテーマに 子どもに限らず大人にも共通する「好きの居場所作り」についてご紹介させていただきました。

今回の内容は前回のテーマを少し掘り下げて なぜ今の時代に「自分の好きを大切に」する必要があるのか? それについて、私が運営する子ども洋裁教室でのエピソードも交えてお話をお届けします。

唐突ですが皆さんが感じる”今の子ども”と”自分が子どもの頃” それぞれ何が違いますか?… また、逆に変わってないことってなんでしょう?…

答えは人それぞれあると思います。

自分が子どもの頃と比べて”変わったこと”は割と思いつく事ができると思います。 そしてその答えはある程度同じような答えだと思います。

反対に今も昔も”変わってないこと”
この答えについては”変わったこと”と同じように答えが出てくるでしょうか?
少し立ち止まって考えてしまうこともあると思います。

レッスンにやってくる子どもたちは、何かものを作ることが好きな子やミシンが好き、針でチクチク手縫い が好き。など、一人ひとり「自分の好き」を持っています。

そんな子どもたちに
「学校の友達でも同じような好きなことをしている子はいるの?」
と問いかけると、
「わからない」
「YouTubeやSNSの話ばかりしてる」
こんな返事が返ってきました。

この返事を聞いて私は”変わっちゃいけないことが変わり始めている”
そんな気付きに出会いました。

本来子どもの成長過程で手を動かし何かを作る。作ってみたい好奇心。それを共感し合う友達。
その存在はとても重要で大人になっても必ず自分の中に残っているものだと思います。
そして、将来自分が親の立場になると思い出話として我が子へ伝えるエピソードの一つにも繋がることです。

“変わったこと”が悪いわけではなく、自分の好きを共感し合える自然なコミュニティが減ってきている。 その気付きに対して大人ができること。
それは「守ってあげること」だと思います。

子どもにとって一番身近な環境は家庭です。
だからこそ家庭では自分の好きを出せて、共感でき世界が広がるような場所であってほしいと願ってま す。

その一歩として前回のコラムでお伝えした
子どもの好きなことを”味方”してあげる。
そこからスタートしてみてはいかがでしょうか?

【コラム執筆者】
鎌田健太郎

洋服のお直し業を経て、2016年株式会社ヴァレイ(縫製工場)へ入社
社内事業として「子ども洋裁教室」を立ち上げ、2021年に事業を法人化
現在、全国に13教室220名の生徒が在籍
その他全国各地にてミシンワークショップを随時開催中

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